2020 Fiscal Year Research-status Report
多様な選抜方式に対応した合否判定支援システムの開発
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20K03157
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Research Institution | Bunkyo University |
Principal Investigator |
森 一将 文教大学, 経営学部, 准教授 (10616345)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 合否支援システム / オンライン面接 / パーソナリティー特性 |
Outline of Annual Research Achievements |
2020年度は合否判定支援システムの基礎データを取るために評価者の評価傾向について調査を行った。具体的には、大学入試や企業入社選抜で今後増えてくるであろうオンライン面接に着目し、オンライン上の模擬面接における評価傾向や受験者の属性(事前準備の状態、受験経験やパーソナリティ特性)との関係について調査分析を行った。その結果、オンライン面接の評価と特定のパーソナリティ特性の間に関係性を認めた。この結果は報告者らの先行研究と合致するものであった。また、これらに関し、国内学会での発表3件、国内誌の論文刊行1報を行った
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2020年度はコロナ禍の影響で外部での活動が大幅に制限されたため、当初予定していた調査や基礎理論の充実があまり実施できなかった代わりに、オンライン環境での活動に着目し、オンライン面接における評価にターゲットを絞って調査分析を行った。その結果、当初の想定より多くの調査を行い、結果を出すことができた。
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Strategy for Future Research Activity |
2020年度はオンライン面接で想定外の結果を出すことができた。2021年度もコロナ禍が収まっていないことから対象をオンライン面接に絞りさらに調査分析を行うことで基礎データを蓄積し、合否支援システムの構築のための基礎データ収集と理論的結果を出していく。
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Causes of Carryover |
2020年度はコロナ禍によって当初計画していた調査分析を大幅に変更した。2021年度以降は予算計画を見直し、適切に執行していく。
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