2023 Fiscal Year Annual Research Report
気道管理における初期研修生の技術教育支援システムの開発
Project/Area Number |
20K03178
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Research Institution | Tottori University |
Principal Investigator |
片岡 英幸 鳥取大学, 医学部, 教授 (00224436)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
有井 士郎 鳥取大学, 工学研究科, 准教授 (80222751) [Withdrawn]
福原 隆宏 鳥取大学, 医学部, 准教授 (80403418)
藤原 和典 鳥取大学, 医学部, 教授 (90403419)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 気道管理 / VR / 180度3DVR / 気管切開 / ヘッドマウントディスプレイ |
Outline of Annual Research Achievements |
医療現場では気管カニューレに関連したトラブルに対応できるためには、速やかに気管カニューレが挿入できるなど緊急対応のスキルが求められる。気管カニューレの取り扱い、気管切開後の管理についてシミュレーション教育や実習等の方法を開発することが大切である。スキルラボの構築により気管切開管理の技能の育成を目指し、スキルラボにおいて豚の摘出喉頭を用い、気管切開術や気管カニューレの挿入、気管カニューレ管理などを実習した。しかし、対面で集まる機会が制限され、手術見学においても人数制限があるなど経験できることが限定されていた。対面で実施できる回数や人数が限定的であったため、本研究では仮想体験による実習が行えるように気道管理を中心としてバーチャルリアリティー(VR)を用いた教育支援教材の作成を重点的に行うこととした。360度動画、および180度3DVR動画を記録し、3D映像を編集しVRヘッドマントディスプレイで供覧できるように教材を作成した。喉頭癌手術、喉頭気管分離術、甲状腺手術など気道管理を理解するために役に立つ手術の動画を記録し3D加工を行い、VRヘッドマントディスプレイで視聴した。他には等身大に拡大した喉頭の3Dモデルを作成した。没入感のある立体像が観察出来るようになり、VRヘッドマントディスプレイを装着した状態で、喉頭のまわりを回ったりのぞき込んだりするような体験ができ、複雑な内喉頭筋の解剖の理解に役立てた。これらの研究結果は、国内学会および国際学会で発表した。
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Research Products
(2 results)