2021 Fiscal Year Research-status Report
The working-share system in EY facilities ; The effects for self-efficacy and continued to work.
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20K03346
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Research Institution | Tokoha University |
Principal Investigator |
山本 睦 (夏堀睦) 常葉大学, 保育学部, 教授 (60434536)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 保育者 / 分業 / 就業継続 / 保育者効力感 |
Outline of Annual Research Achievements |
2021年度も学内規定により,海外出張並びに他県への出張が制限されていたため,科研費の予算による調査研究活動はまったく実施できなかった。しかし,これまでの調査結果や文献研究を掲載した単著を執筆,出版した。また,保育者養成校の学生を対象とした調査を実施,分析し,実際の担任業務を反映させた保育者効力感尺度の作成を開始した。分析結果は学会で発表を行った。 2022年度はCovid-19の感染状況に配慮しつつも,6月と2月には渡英し調査を実施する予定である。計画通りに調査が予定できない実情を鑑み,本来年1回3年間継続して行う予定であった縦断調査については,計画の変更を行い,年度内の変化を検討する方向で考えている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
Covid-19の感染が収まらず,学内規定により海外渡航ができなかった。実施時期を英国,国内となるべく揃える必要があるため時期を図っていたところ,国内調査も感染状況の悪化により実施困難となった。2月に英国調査を実施したく,12月に海外出張の申請をしたが,オミクロン株の流行により却下された。
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Strategy for Future Research Activity |
英国では数々の制限緩和が実施されてきたので,感染状況や入国時の制限緩和の状況を見ながら,年2回の調査を英国。国内とも実施していく。初回調査は対面でなければ難しいが,2回目以降の縦断調査については,オンラインでの面接調査が可能であるか交渉し,感染状況が悪化しても継続して面接が可能なように調査参加者との関係を構築していく。
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Causes of Carryover |
Covid-19の感染状況悪化により,海外調査及び国内調査が学内規定により実施できなかった。2022年度以降,感染状況並びに海外渡航規制緩和状況を見ながら,年度内に2回の調査の実施,特に2.3月の渡航については調査期間を長く設定し,なるべく多くのナーサリーでの調査実施を行う。
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