2023 Fiscal Year Research-status Report
ERP/fMRI同時計測によるモラル判断に関わる脳活動の発達的変化の解明
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20K03363
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Research Institution | Hamamatsu University School of Medicine |
Principal Investigator |
平石 博敏 浜松医科大学, 光尖端医学教育研究センター, 特任助教 (40643789)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岩渕 俊樹 浜松医科大学, 子どものこころの発達研究センター, 特任講師 (20711518)
武内 智康 浜松医科大学, 医学部附属病院, 助教 (20754188)
尾内 康臣 浜松医科大学, 光尖端医学教育研究センター, 教授 (40436978)
原田 妙子 浜松医科大学, 子どものこころの発達研究センター, 特任助教 (60525963)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | モラル判断 / 発達的変化 / 脳機能 / SBM |
Outline of Annual Research Achievements |
(1)昨年度全く集められなかった学外参加者(高齢者)については、浜松市のシルバー人材センターを新規開拓し、連携することでリクルートが可能となった。 (2)その結果、24名募集予定の高齢者のうち19名の心理検査並びにfMRI実験が行え、全体であと7名(うち、高齢者5名)の実験を令和6年度に行う。 (3)fMRIやSBMなど脳イメージングに関するソフトは常に改良がおこなわれているため、fMRI解析ならびにSBM(Surface-BasedMorphometry)解析のためにFreesurferを中心とした解析ソフトの講習会が令和5年度にも行われたため、こちらに参加し、その習熟に努めた。 (4)これまでに計測した大学生の質問紙データ等を分析することで、第26回日本ヒト脳機能マッピング学会では「許しは白質経路に関係するか?」、と第46回日本神経科学大会では「両側DLPFCにおけるGABAおよびGlx濃度とSTSおよびrRMFCの関係」というタイトルでポスター発表を行い、周辺領域の研究者と意見交換並びに議論を行い、特に今後の脳機能部位解析に関する新しい視座を得た。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
Covid-19により大幅な遅れが生じたが、令和5年度に延長をすることで高齢者のリクルートが順調に進んだ。これにより令和6年度において当初想定した規模での研究を終えることが出来る。 また、行動データに関しては論文投稿中である。
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Strategy for Future Research Activity |
このまま現在リクルート中の高齢者ならびに大学生合計7名のデータを取ることで、当該研究を今年度中に終了できる。
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Causes of Carryover |
研究参加者が予定数に達していないため、その分のfMRI施設使用料と参加報酬を確保してある。 そのため、令和6年度に想定している参加者(7名)を集め実験遂行することで使い切る予定である。
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