2020 Fiscal Year Research-status Report
幼児期の感情コンピテンスを支える環境的要因の検討-居場所感の獲得プロセスから
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20K03373
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Research Institution | Niimi College |
Principal Investigator |
芝崎 美和 新見公立大学, 健康科学部, 准教授(移行) (00413542)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 感情コンピテンス / 居場所感 / 母子分離不安 / 新入園児 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度では、縦断的観察研究によって、新入園児の中でも母子分離不安が強く、園での生活に不安を抱く幼児を対象に、居場所感の形成過程と感情コンピテンスとの関係性を明らかにする予定であった。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響で、保育現場に出向くことができず、データ収集が叶わなかった。そのため、居場所感および感情コンピテンスに関する国内外の文献研究を行った。また、居場所感について、研究実施園の園長と協議したものを参考に、幼児期の居場所感について、概念の整理を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症の影響で、保育現場でのデータ収集が不可能であったため。
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Strategy for Future Research Activity |
保育現場において観察が可能になった時点から、速やかに研究を開始したい。対象児が園において居場所感を形成する期間を考えると、研究期間を延長する必要があると考える。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染症の影響で、研究を進めることができなかったため。保育現場でのデータ収集が可能になった時点から、速やかに研究を開始したい。
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Research Products
(6 results)