2022 Fiscal Year Research-status Report
Development and verification of effectiveness of interactive game teaching materials to promote lifelong learning of depression
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20K03446
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Research Institution | Fukuoka Prefectural University |
Principal Investigator |
小嶋 秀幹 福岡県立大学, 人間社会学部, 教授 (40320353)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | うつ病 / ゲーム教育 / 生涯教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度は、主にうつ病予防のためのカードゲーム教材を作成した。このゲームは、うつ病になりやすい思考を持つ人(「何でも否定的に考えてしまう人」、「白黒はっきりしないといられない人」、「とても心配性な人」)が、さまざまな年齢(10歳~80歳)と家族状況、日常生活場面の中で、どのようなことに困り、その時どのような気持ちになるか、周囲の人はどのような支援ができるかについて考えるカードゲームである。うつ病のことを知らない人や小学校高学年程度の児童でも取り組める内容になっている。作成後、大学生を対象に試行し、うつ病の予防教育の際に使用できる教材であることを確認した。 前年度までに作成した「うつ病かるた」については、中学生、、高校生を対象とした際にも、わかりやすく使用できるように内容(使用の手引き)に加筆修正を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナ感染症蔓延の影響を受け、作成したゲーム教材の試行が当初の計画通りに実施できない状況にある。
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Strategy for Future Research Activity |
当初は作成したゲーム教材の実施による偏見の軽減効果を実証する予定であったが、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、実施が困難な状況になっているため、研究計画を一部変更する。最終年度は、当初予定していた教材の効果判定は行わず、勤労者のうつ病予防に関するゲーム教材を作成し、3年間で作成したゲーム教材と実施の手引きの精度を高め、実施可能な状態にする予定である。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、研究に遅れが生じたため、研究期間を1年間延長した。 2023年度は、勤労者におけるうつ病の再発予防に関するゲーム教材の作成と、本研究期間に作成したゲーム教材の実施の手引きをまとめる予定であり、消耗品(文具等)購入や臨時雇用、印刷費用等の使用計画がある。
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