2022 Fiscal Year Research-status Report
A study for some rational homotopical conditions on the classification spaces of fibrations
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20K03591
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Research Institution | Kochi University |
Principal Investigator |
山口 俊博 高知大学, 教育研究部自然科学系理工学部門, 教授 (90346700)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 有理ホモトピー論 / 分類空間 / ストリングトポロジー / coformal性 / DGLモデル / Sullivan model |
Outline of Annual Research Achievements |
西信洋和氏との共同研究において、ファイブレーションの分類空間とファイバーの分類空間の有理ホモトピー的な性質の比較を行った。それらのこれまでのH構造性の研究に加え、令和4年度は、この中でそれまで予想されていたcoformal性の遺伝的性質の否定的な例を示した。また、栗林勝彦氏、内藤貴仁、若月駿3氏との共同研究において、ストリングトポロジーにおけるBV作用の有理ホモトピーの研究に引き続き、カルタンカリキュラスのフリーフープ空間のコホモロジーへのderivationとしての拡張を考え、Felix-Thomasの多様体上のe-作用を包含する方向で、例を与えつつ考察した。彼らははe-作用の忠実性を証明したが、我々はLoday等が研究しているL作用の忠実性を問題として提出した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
コロナ禍の影響が残る中、徐々に研究集会への参加ができてきて、対面での研究合わせの機会も増えてきた。
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Strategy for Future Research Activity |
Slackにての栗林勝彦氏、内藤貴仁、若月駿3氏との毎週のセミナーの継続 Zoomでの西信洋和氏との分類空間についてのオンラインセミナーの継続 12月に高知にての対面でのホモトピー論の研究集会の開催 様々なシンポジウム、セミナー、談話会、研究打合せへの参加
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Causes of Carryover |
コロナ禍による出張制限により本年度までに使用できなかったので、次年度に使い切る。
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Research Products
(1 results)