2022 Fiscal Year Annual Research Report
Passive system for sensing object motion in 3D
Project/Area Number |
20K04516
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Research Institution | Utsunomiya University |
Principal Investigator |
ヘーガン ネイザン 宇都宮大学, 工学部, 教授 (50781506)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 波長符号化 / 3次元測定 / 幾何学的位相 |
Outline of Annual Research Achievements |
このプロジェクトは、偏光フリンジ投影の探求から始まり、偏光カメラによるスナップショットで視野の3D情報を収集することを可能にしました。この偏光符号化3次元測定法は、パッシブフリンジ生成に偏光光学を使用しているため、目指していたパッシブ波長符号化アプローチへの段階となりました。この研究により、査読付きジャーナルに2本の論文が掲載されました。 次に、すべての波長で同じシフトを生成する位相シフトを使用するために、幾何学的位相シフトについても検討しました。既存の文献ではあまり理解されていなかった幾何学的位相の新しい特徴をいくつか解明し、2本の論文を作成しました。これらの論文は、熱狂的に受け入れられました!幾何学的位相の論文は2本とも、ジャーナル編集者が特に注目すべきと考える論文である「エディターズピック」に選ばれ、最初の論文は、ジャーナルのベストとされる数少ない論文の1つとして、ジャーナルから「スポットライト」を浴びました。 同時に、波長符号化フリンジ投影3次元測定法を実験的に実証し、現在、この手法を説明し、測定結果を示す最初の研究論文の執筆に追われています。この研究では、任意の位相シフト、任意のバイアスとフリンジコントラストを用いた照明パターンに対するフリンジ位相の推定を可能にする新しいアルゴリズムを開発した。このような汎用的なアルゴリズムはまだ存在しなかったが、波長符号化方式では必要である。このアルゴリズムについては、今後の論文で紹介する予定です。 このプロジェクトで残っている課題の1つは、波長符号化技術をパッシブ測定に適応させることです。このため、ハイパークロマチックレンズ(色収差を強化したレンズ)をいくつか設計しました。そのレンズを組み立てた後、パッシブ測定のアプローチも実証する予定です。
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