2023 Fiscal Year Research-status Report
Development of evolutionary computation method for dynamic scheduling
Project/Area Number |
20K04985
|
Research Institution | Prefectural University of Hiroshima |
Principal Investigator |
広谷 大助 県立広島大学, 地域創生学部, 准教授 (30432686)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
林田 智弘 広島大学, 先進理工系科学研究科(工), 准教授 (20432685)
|
Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
|
Keywords | 動的スケジューリング問題 / 周期性 / 進化計算 / ディスパッチングルール |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度はまず従来の遺伝的プログラミングを用いた手法を改良した手法についてシステム制御情報学会研究発表講演会にて発表を行った.その上で,本研究課題をまとめる上でコロナ禍によって実現ができていなかった研究課題に密接に関係する国内学会(日本経営工学会)及び国際学会(スケジューリング国際シンポジウム2023, ICPR2023(27th International Conference on Production Research), APIEMS2023(23rd Asia Pacific Industrial Engineering and Management System Conference), SMC2023(2023 International IEEE Conference on Systems, Man, and Cybernetics))に対面参加し,スケジューリング国際シンポジウムを除く国際学会では研究発表も行った.これらの学会に対面参加することによって非常に幅広い分野の研究者と意見交換を行うと同時に情報収集を行う事もできた. 更に,最終目標であるディスパッチングルールのルール分析を行う事ができた.ルール分析については日本経営工学会で発表した内容をバージョンアップしたものを国際学会(SMC2023)で発表し,詳細な考察を加えたものを論文誌に投稿した.相関分析を用いたルール分析について,得られたルールは従来のディスパッチングルールであるFCFSとEDDと似たルールが得られ,更にそれに加えてこれまでにない新たなルールも得ることができた.このことから従来の単一のディスパッチングルールと比較し,評価値が良くなったこととの関係性が明らかになった.
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本年度はコロナ禍によって延期していた多くの国内学会・国際学会に対面参加し情報収集及び研究発表を行い,更に本研究の最終目標である汎用性のあるディスパッチングルールが相関分析によって獲得できたことが明らかになり,それを踏まえ論文にまとめ投稿できたため
|
Strategy for Future Research Activity |
現在論文を投稿し再修正を行った.論文査読で指摘があった部分や今後の方向性について学会等で再調査し,本年度中に論文を出版し,研究のまとめを行う
|
Causes of Carryover |
論文の出版費用(出版の際に支払)および査読等によって生じる追加の調査費用に計上するため
|