2020 Fiscal Year Research-status Report
A New Human Detection Scheme using Drone in Unsudden Disaster Site
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20K05038
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Research Institution | Okinawa National College of Technology |
Principal Investigator |
バイティガ ザカリ 沖縄工業高等専門学校, メディア情報工学科, 准教授 (40462155)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田中 省作 立命館大学, 文学部, 教授 (00325549)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 被突発型災害 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究計画に従い、次の2点を重点的に推進した。 本研究本研究は迅速に救助できるため沢山の救助サインを画像処理認識する必要がある。そのため、そのために沖縄高専の学生に災害が発生したとき、自宅で身に動きが取れなくなり、救助隊を救助隊を待つような状況になったとき、身近なもので構成できる救助サインを屋外に掲示する場合を提案する調査を行った。本研究は次の条件を必ず満たすことである。まず、目につきやすく、偶然では出来上がらない特異な組み合わせ。ただし日常ではあり得ない組み合わせ、人為的で意図的に誰かが構成できないようなもの。 普段からある身の回りのもので、すぐ構成できるもの 上記の調査から収集した救助サインを整理し開発可能なものを纏めて実際に再現し画像を習得した。 習得した画像を元に利用し現在開発している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
令和2年度にドローンを購入し屋外でのテストまで行う予定だったが、新型コロナウイルスの影響により屋外での活動が制限されていたため実装テストができなかった。なので当初の計画を変更しドローンによる救助サイン認識技術の開発を優先的に進め、被救助者が救助要請のために屋外に掲げる救助サインを複数考案し再現したいくつかの救助サインのサンプルを使って開発しているところです。現在開発中ですが思ったよりかなりの綺麗な画像と高い認識率を得ることができると確信しています。
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Strategy for Future Research Activity |
基本的には,申請書に記載した計画に従って研究を推進する。なお,初年度を終え,予定していた屋外でのドローンテストが新型コロナウイルスの影響により屋外での活動が制限されていたためできなかった。 次年度は屋外で実験できる地域を探して(山や海岸)テストを行う。現在、順調に開発している救助サインについて、災害現場によって想定外が発生することも考えられます。現場での想定外に備え新たな救助サイン検討し追加していくことを予定しています。また、現在一番に検討しないといけないことは各救助サイ ンの色をそのままで画像認識処理するか。 またはすべての色を取り除いてから画像認識処理するかが次年度以降の課題です。
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Causes of Carryover |
昨年度購入できなかった研究教材であるドローンを次年度に購入することが、災害現場では想定外のことが発生する可能性は否定できないことかつ災害現場での環境への変化を対応するために当初計画していたものより高性能なドローンを購入する。また、本研究を進めていくにあたり研究集会・国際会議への参加かつ海外研究機関への訪問を予定している。
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