2022 Fiscal Year Research-status Report
糖尿病性認知症に寄与する食品成分の時空間的制御機構の解明
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20K05924
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
山下 陽子 神戸大学, 農学研究科, 准教授 (10543796)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | プロシアニジン / 糖尿病性認知症 / 高血糖 / 肥満 |
Outline of Annual Research Achievements |
肥満や高血糖は認知症のリスクを高めることが報告されているが、その詳細な作用機構は不明であるとともに有効な治療法や治療薬はまだ確立されていない。本研究では、①糖尿病性認知症の発症機序解明の一端として肥満・高血糖とサーカディアンリズム(時計遺伝子)の関与について検証し、②その予防改善に寄与する食品成分の作用機構解明を行う。用いる食品成分には、認知機能に関与することが示唆されている消化管ホルモンの、Glucagon like pepitide-1 (GLP-1)分泌促進能を持つ成分に着目し、GLP-1をターゲットにした腸と脳の空間的クロストークをサーカディアンリズムの観点から検証することで、糖尿病性認知症の発症機序とその予防改善に寄与する食品成分の時空間的制御機構を明らかにする。これは、ヒトでの真の生理機能の一端を理解する上で大変重要な知見になり得ると考えられ、生命科学分野や食品機能学分野に対して新奇な知見を提言しうる研究構想である
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
産休育休を取得したため、8月以降は研究を中止した。そのため、研究は、次年度以降に延長することとした。
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Strategy for Future Research Activity |
最終年度となるため、これまでの研究の成果をまとめるために研究を実施する予定である。
すでに、コアとなる研究は検証が実施済みであるので、それらの詳細なメカニズムの検証を今年度に実施して、研究課題完了させる予定である。
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Causes of Carryover |
育休と産休を取得し、研究が実施できなかったため
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