2021 Fiscal Year Research-status Report
Struggle with over- and underestimatation of soil biodiversity in metabarcoding technology
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20K06101
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Research Institution | Okinawa International University |
Principal Investigator |
齋藤 星耕 沖縄国際大学, 経済学部, 准教授 (10623754)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | メタバーコーディング |
Outline of Annual Research Achievements |
(1) メタバーコーディング用遺伝子配列データベースの構築を目的とした標本収集を進めた。沖縄本島を中心に、南西諸島の土壌小型節足動物を収集し、ミトコンドリアゲノム上のCOI遺伝子、16S rRNA遺伝子の配列解析を行った。 (2) 新規メタバーコーディング用のプライマー開発を目的として、次世代シーケンサー(NGS)によるミトコンドリアゲノム全長配列の解読に供する試料の収集に努めた。具体的には、有性生殖であれば1ペア、単為生殖であれば1個体から、飼育個体群を増やし、これを保存した。 (3) 上記過程で得られた知見の一部を公表した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
COVID-19流行下における出張の制限等から、標本収集の遅れにより、NGSによるミトゲノム解析に至っていない。このため、新規メタバーコーディングプライマーの設計、そのテスト等、研究計画全般に遅れが生じている。
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Strategy for Future Research Activity |
ミトゲノム解析用の試料がそろう目途がたちつつある。ゲノム解析を中心に、研究内容の優先順位を設け、研究成果を得ていく予定である。
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Causes of Carryover |
本年度は前年度の遅れを取り戻すべく研究作業を進め、試薬類の購入、アルバイトの人件費、DNA塩基配列解析の委託を中心して、年度配分額を上回る支出があった。しかしながら初年度からの繰越分のために次年度使用額が生じた。
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Research Products
(3 results)