2022 Fiscal Year Annual Research Report
Mechanisms underlying beef production system with enduring effects of early-life photoperiod
Project/Area Number |
20K06366
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
安尾 しのぶ 九州大学, 農学研究院, 教授 (30574719)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 季節 / 日長 / 骨格筋 / 哺乳期 / 成長 / ウシ / マウス |
Outline of Annual Research Achievements |
哺乳期に日長処理を行ったウシの出荷時における胸最長筋サンプルを用いて、哺乳期の日長により長期的な発現制御をうけるStx16のプロモーターにおけるDNAヒドロキシメチル化解析を行なった。しかし、調査したいずれのCpG領域についても、DNAメチル化と同様、哺乳期の日長は見られなかった。そこで別のエピジェネティック制御機構であるヒストンタンパク質修飾について、マルチプレックス解析キットを用いて解析した。H3およびH4の合計31カ所における化学修飾を解析したところ、H3の2カ所およびH4の1カ所における化学修飾が哺乳期の日長により有意に変化していた。これらの修飾は長期的な遺伝子発現変化に影響するため、哺乳期の日長による代謝プログラミングに関わる可能性が考えられた。 Stx16のノックアウトマウスでは、行動や体重に変化は見られず、骨格筋や肝臓等でStx16と関連するオートファジー遺伝子の発現にも変化は見られなかった。一方で、ノックアウトマウスの繁殖や子育てに異常がある可能性があり、関連ホルモン分泌や受容体機能が損なわれている予備結果を得た。哺乳期の日長がマウスの成長を促進するメカニズムを解析するため、視床下部のmRNA-seqで検出された成長関連遺伝子やその上流因子の発現解析を行なった。遺伝子発現ネットワーク解析の結果、中心的経路のハブ遺伝子と予測される2つの遺伝子を同定した。それらの遺伝子発現が哺乳期から離乳後まで継続してみられること、上流制御遺伝子の発現も日長で変化すること、それらの日長変化はグルココルチコイド受容体を介さないことが解明された。以上より、哺乳期の光による成長促進や生体制御機序の一端が解明された。
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[Journal Article] Intake of L-serine before bedtime prevents the delay of the circadian phase in real life2022
Author(s)
Ohashi, M., Lee, S. I., Eto, T., Uotsu, N., Tarumizu, C., Matsuoka, S., Yasuo, S., Higuchi, S.
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Journal Title
Journal of Physiological Anthropology
Volume: 41
Pages: 31
DOI
Peer Reviewed / Open Access
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