2020 Fiscal Year Research-status Report
Combined grafts of corneal epithelial cell sheets and HGF secreting cell sheets for treatment of canine corneal injury
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20K06388
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
都築 圭子 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任助教 (30364251)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤田 直己 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任助教 (10554488)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 角膜再生医療 / 角膜上皮シート / 間葉系幹細胞 / 犬 |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は、犬角膜上皮細胞シートと犬間葉系幹細胞(MSC)シートの融合を検討することを目的に、それぞれのシートをまず作成し、重ね合わせることで重合可能かを明らかにするため実験を行った。既報に基づき犬角膜上皮細胞シートの作製は可能であったが、MSCシートについては、ゲル状でのシート作成が困難であったため、角膜上皮シートに直接播種することで、2層構造の作製が可能か検討した。犬MSCは角膜上皮細胞シートに付着し、増殖する様子が観察できたが、均一な層構造をもつシートの作製には至らなかった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
コロナ禍の影響もあり、当初の計画通りに研究をすすめることが困難であった。
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Strategy for Future Research Activity |
本年度は、温度応答性培養皿を用いて間葉系幹細胞のシート作成に取り組む。可能であれば角膜上皮細胞シートの作製を温度応答性培養皿に移行し、接着因子を安定的に保った状態のシートを利用して研究を進める。
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Causes of Carryover |
コロナ禍の影響もあり、研究の進捗が遅れてしまったため。予算を消費できなかった。
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Research Products
(1 results)