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2022 Fiscal Year Annual Research Report

Studies of feline morbillivirus pathogenesis

Research Project

Project/Area Number 20K06389
Research InstitutionTokyo University of Agriculture and Technology

Principal Investigator

古谷 哲也  東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (60647676)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 田中 良和  日本獣医生命科学大学, 獣医学部, 教授 (50291159)
中尾 洋一  早稲田大学, 理工学術院, 教授 (60282696)
Project Period (FY) 2020-04-01 – 2023-03-31
Keywordsネコモルビリウイルス / 病原性 / 特異抗体検出系 / 交差反応
Outline of Annual Research Achievements

本研究課題の最終年度である令和4年度は、猫の血漿をもちいて猫モルビリウイルス(FeMV)抗原に対する血清学的な検査をさらに進めると共に、猫の抗体と犬ジステンパーウイルス(CDV)に対する抗体との交差反応の可能性を検証するため、FeMVとCDVの組換えNタンパク質の発現を大腸菌で行い、タンパク質の精製を進めた。しかし、その過程で、タンパク質精製が困難であることが分かり、ウェスタンブロッティングによる抗体の検出を行う事にした。しかし、このやり方でも、特異抗体と非特異抗体の区別が困難であり事が分かったので、改めて、組換え蛋白質発現系を検討することにした。FeMVのウイルス様粒子を作製するためにバキュロウイルス遺伝子発現系を用いる計画であったため、FeMVとCDVのNタンパク質の発現も同時にバキュロウイルス発現系を用いる事にした。現在、発現タンパク質の精製を行っている。また、当初計画にあった、FeMVの組換えウイルス作製のためのリバースジェネティックス法による実験系構築のため、T7を恒常的に発現する細胞株(BHK-T7細胞)を岐阜大学の伊藤先生から分与をいただき実験の準備を行うと共に、FeMVのゲノムを転写するためにベクタープラスミドを、現在、岡山理科大学の渡辺俊平先生より分与の手配を進めている。さらに、哺乳動物細胞で同時に発現するFeMVのL、N、P遺伝子のため、発現ベクターpCAGGSに各遺伝子のクローニングを行い、トランスフェクトした細胞での遺伝子発現を確認している。

URL: 

Published: 2023-12-25  

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