2021 Fiscal Year Research-status Report
複雑脳発生を明らかにする新規組み換え酵素ノックイン技術の開発
Project/Area Number |
20K06464
|
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
恒川 雄二 東京大学, 医科学研究所, 助教 (80733352)
|
Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
|
Keywords | AAV / Creノックイン |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度はマウスに投与するAAVの精製技術開発と投与技術の修練を主に行った。精製技術開発に関しては、アニオン性、両極性2種類の界面活性剤とタンジェンシャルフロー・フィルトレーション(TFF)を組み合わせた新たな技術を開発し、特許申請を行った。現在開発した新規AAV精製技術に関しての論文投稿を準備中である。投与技術に関してはマウスネオネイトの眼下静脈叢にAAVを注入することで全身性にAAVを感染させる技術習得を行った。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、自宅待機の時間が増えたことが原因。 具体的には家族が新型コロナウイルス感染症に感染したため、濃厚接触者となり1ヶ月半の自宅待機を行ったっため、大きく実験の遅れがでた。
|
Strategy for Future Research Activity |
AAVの精製技術と摂取技術の習得は概ね済んだため、来年度はマウスに対するAAVの摂取を進め、in vivoにおけるLsCreのリークの有無を確かめることにより、LsCreの改良を進めていく。
|
Causes of Carryover |
実験計画の遅れに伴い、使用計画に遅れが生じたため
|
Research Products
(1 results)