2022 Fiscal Year Research-status Report
大脳皮質構築過程における選択的poly A付加反応制御の意義
Project/Area Number |
20K06894
|
Research Institution | Gifu Pharmaceutical University |
Principal Investigator |
宗宮 仁美 岐阜薬科大学, 薬学部, 講師 (20548713)
|
Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
|
Keywords | 選択的ポリA付加反応 / 大脳皮質 |
Outline of Annual Research Achievements |
レポーター遺伝子を用いたポリA付加シグナルの選択強度の評価:レポーター遺伝子を用いた選択的ポリA付加反応を評価するベクターの検出感度改良を行った。しかし、産休、育児休暇の取得により研究を中断したため、研究を進めることができなかった。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
産休、育児休暇の取得により研究活動を中断したため。
|
Strategy for Future Research Activity |
研究期間の大半を産休、育児休暇の取得により研究活動の中断をしたため、今年度実施予定だった以下のことを実施する。 1 レポーター遺伝子を用いた選択的ポリA付加反応の評価ベクターの評価をまず行う。最終的に大脳皮質前駆細胞の分化に伴い選択的ポリA付加反応による遺伝子の3’UTR長の変化を評価することを目指している。ベクターにより評価が可能かどう かを確認するためにPC12細胞をもちいて分化に伴うレポーター遺伝子の発現変化を確認する。さらに昨年度に作製した選択的ポリA付加反応に関わる因子Xの遺伝子欠損PC12 細胞をもちいて細胞分化に伴うレポーター遺伝子の発現変化を評価し、ベクターの確認に用いる。 2 これまでに見出したマウス大脳皮質構築過程の因子Xの形状変化による細胞挙動の変化について、解析を継続して実施する。さらに2で評価したベクターをマウス胎仔大脳皮質前駆細胞に遺伝子導入し、細胞の分化に伴う選択的ポリA付加反応の変化による遺伝子の形状変化についてレポーター遺伝子を用いて評価する。
|
Causes of Carryover |
産休、育児休暇の取得により研究活動を中断したため。期間の延長が認められたため、実施予定の物品の購入に使用する。
|