2020 Fiscal Year Research-status Report
Approach from sleep disturbance treatment in dementia treatment-The Importance of orexinergic system-
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20K07811
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Research Institution | Tokyo Medical University |
Principal Investigator |
清水 聰一郎 東京医科大学, 医学部, 主任教授 (10385031)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
平尾 健太郎 東京医科大学, 医学部, 講師 (40516639)
神林 崇 筑波大学, 国際統合睡眠医科学研究機構, 教授 (50323150)
櫻井 博文 東京医科大学, 医学部, 教授 (60235223)
金高 秀和 東京医科大学, 医学部, 准教授 (90385021)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | オレキシン / 睡眠障害 / アルツハイマー病 / 認知症 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は,認知機能障害の新たな治療法の確立を目的としたオレキシン作動系と認知症の関連を明らかにすることである.そのため,髄液中のオレキシン濃度測定に加え,アミロイドPET,タウPETを施行.また,アクチグラフを導入し,高齢者,認知症患者の睡眠プロファイルを明らかにすることとしていた. しかしながら,現在も続くCOVID-19感染拡大により,当初の研究計画から大幅な遅延をきたしている.まず対象者リクルートに関しても,外来患者の大幅な減少により,リクルートが思うように進まない現状がある.髄液オレキシン濃度の測定は行っているが,不要不急の入院を極力避けている状況下で測定数が少ないのが現状である.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
現在も続くCOVID-19感染拡大により,当初の研究計画から大幅な遅延をきたしている.まず対象者リクルートに関しても,外来患者の大幅な減少により,リクルートが思うように進まない現状がある.髄液オレキシン濃度の測定は行っているが,不要不急の入院を極力避けている状況下で測定数が少ないのが現状である.
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Strategy for Future Research Activity |
現在,アクチグラフを購入したため,これから対象患者に対して研究を再開予定である.しかし,COVID-19感染状況に左右される.
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Causes of Carryover |
予定していた国際学会が中止,もしくは無料でのWeb開催となったため.また対象患者の登録が思うように進まない状況下のため,購入物品も少なかった.
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Research Products
(2 results)
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[Journal Article] Positive Association Between Cognitive Function and Cerebrospinal Fluid Orexin A Levels in Alzheimer's Disease2020
Author(s)
Soichiro Shimizu, Naoto Takenoshita, Yuta Inagawa, Akito Tsugawa, Daisuke Hirose, Yoshitsugu Kaneko, Yusuke Ogawa, Shuntaro Serisawa, Shu Sakurai, Kentaro Hirao, Hidekazu Kanetaka, Takashi Kanbayashi, Aya Imanishi, Hirofumi Sakurai, Haruo Hanyu
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Journal Title
Journal of Alzheimer's Disease
Volume: 73
Pages: 117-123
DOI
Peer Reviewed
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