2022 Fiscal Year Annual Research Report
Approach from sleep disturbance treatment in dementia treatment-The Importance of orexinergic system-
Project/Area Number |
20K07811
|
Research Institution | Tokyo Medical University |
Principal Investigator |
清水 聰一郎 東京医科大学, 医学部, 主任教授 (10385031)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
平尾 健太郎 東京医科大学, 医学部, 客員准教授 (40516639)
神林 崇 筑波大学, 国際統合睡眠医科学研究機構, 教授 (50323150)
櫻井 博文 東京医科大学, 医学部, 兼任教授 (60235223)
金高 秀和 東京医科大学, 医学部, 兼任教授 (90385021)
|
Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
|
Keywords | オレキシン / レビー小体型認知症 |
Outline of Annual Research Achievements |
レビー小体型認知症の患者の睡眠障害を併発している症例群に対して,アクチグラフにて睡眠プロファイルを集積.また各臨床プロファイルを集積した.睡眠障害に対して,レンボレキサントを投与し,各プロファイルの変化を検討した. アクチグラフを用いて,レンボレキサント投与前後のレビー小体型認知症(DLB)の臨床症状に及ぼす影響を検討した.特にDLBにおいてはオレキシン受容体拮抗薬の副作用としての悪夢の出現が多く,その効果が疑問視されている.しかし,本研究においてレンボレキサントが,DLBのRBDの重症度,睡眠障害尺度と認知機能障害を悪化させないことが,アクチグラフの解析より分かった,以上よりDLBにおいて,少なくともオレキシン受容体拮抗薬が加療には繋がらないものの,悪化させないことが分かった.
|
Research Products
(1 results)