• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2021 Fiscal Year Research-status Report

Scoring model for prediction of sudden cardiac death using high resolution ambulatory electrocardiogram

Research Project

Project/Area Number 20K07816
Research InstitutionNational Defense Medical College

Principal Investigator

橋本 賢一  防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 総合臨床部, 講師 (10726079)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 眞崎 暢之  防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 内科学, 講師 (00364795)
高山 忠輝  日本大学, 医学部, 教授 (10366601)
Project Period (FY) 2020-04-01 – 2024-03-31
Keywordsホルター心電図 / 心臓突然死 / 致死性不整脈 / 自律神経異常 / 健常人
Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は、心突然死予測24時間心電図指標を組み合わせた独自の心突然死予測スコアリングモデルを、高精度に心不全患者の心突然死を予知に役立てることである。そのために初年度は新規高分解能24時間心電計を用いて心突然死予測24時間心電指標の健常値を確立することを目標とした。さらに今年度以降心突然死24時間心電指標を組み合わせた心突 然死予測スコアリングモデルを心不全患者において作成し、高精度に心突然死を予測する治療アルゴリズムを樹立することを予定している。健常者365例における心突然死24時間心電指標(加算平均心電図,T波オルタナンス及び心拍変動解析、心拍タービュランス健常値、心室期外収縮の健常値の確立であった。まずは心突然死24時間心電指標の95パーセンタイル をもって健常値を求めることを目標としている。現時点で健常ボランティア365名を対象としてホルター心電図データ収集済である。T波オルタナンスに関してはデータ収集、解析を終えて循環器系の主要な学会発表を行った。さらに加算平均心電図をホルター心電図に応用する際に加算回数を増加させて検査精度を上げるテクニックに関する報告を、2022年に日本循環器学会総会で行った。また、24時間心電図での不整脈特に、心室性期外収縮の健常値の解析を行い、心電学関連春季大会で発表を行った。この内容を査読付き英文誌に投稿する準備を整えている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

健常ボランティアほぼ目標とする365名を対象として心電図データ収集をすでに終えている。健常者365例における心突然死24時間心電指標(加算平均心電図,T波オルタナンス、心拍変動解析及び心拍タービュレンス健常値の確立を目標としている。T波オルタナンスの健常値に関してはデータ収集、解析を終えて循環器領域の国内学会(日本不整脈心電学会の心電学関連春季大会、心電学関連研究会)発表及び循環器領域の学会発表を行った。さらに加算平均心電図をホルター心電図に応用する際に加算回数を増加させて検査精度を上げるテクニックに関する報告を、2022年に日本循環器学会総会で行った。また、24時間心電図での不整脈特に、心室性期外収縮の健常値の解析を行い、2022年4月に心電学関連春季大会で発表予定を行った。これらの内容について査読付き英文誌に投稿する準備を整えている。現在加算平均心電図,T波オルタナンス及び心拍タービュランス健常値の解析中である、順次学会発表と論文発表を行っていく予定である。以下に述べる事より研究の進行は概ね順調であると考えられる。
健常者365人のデータを取り終えていること、またその成果を循環器関連学会で発表出来ていること、また、英文査読付きの論文として投稿する準備ができているため。また、2つめの大きな課題である心不全患者を対象としたスコアリングシステムに関する研究では、データ収取をすでに開始している。また他施設共同研究となるため、参加施設とも連携が取れている。

Strategy for Future Research Activity

現在加算平均心電図,T波オルタナンス及び心拍タービュランス健常値の解析中であり、順次学会発表と論文発表を行っていく予定である。この5月以降に心不全患者500例における24時間心電計でのデータ収集を行う準備は整っている。心突然死24時間心電指標(加算平均心電図, T波オルタナンス、心拍変動解析及び心拍タービュランス)を組み合わせた心突然死予測スコアリングモデルの検証を予定している。心不全患者からよりデータ収取と解析を迅速かつ精度高く行うため、昨年度より研究補助者(臨床検査技師)を雇用出来ている。さらに共同研究者や関連する病院とも連携を深めて目標症例に達するように努める予定である。今年度以降は、心不全患者500例における心突然死24時間心電指標(LP, TWA及びHRT)と心拍変動解析、心室期外収縮を組み合わせた心突然死予測スコアリン グモデルを作成して検証することを予定している。対象となる心不全患者の基礎心疾患は心筋梗塞後、心筋症、高血圧性心疾患、弁膜症である。

Causes of Carryover

前年度未使用であった1,437,079円が繰り越されたため。

  • Research Products

    (3 results)

All 2021

All Presentation (3 results) (of which Int'l Joint Research: 1 results)

  • [Presentation] ホルター心電計を用いた心室遅延電位測定において加算回数を増やすことはノイズレベルを低下させ精度を向上させ得るか?2021

    • Author(s)
      橋本賢一
    • Organizer
      日本循環器学会総会
    • Int'l Joint Research
  • [Presentation] 幅広い年齢層の健常者における不整脈出現に関する世代別健常値についての検討2021

    • Author(s)
      原田直美、橋本賢一
    • Organizer
      心電学関連春季大会
  • [Presentation] ホルター心電計を用いた心室遅延電位は加算回数を増やすことで心室遅延電位指標の変化を伴わずにノイズレベルを下げられるか?2021

    • Author(s)
      橋本賢一
    • Organizer
      心電学関連春季大会

URL: 

Published: 2022-12-28  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi