2020 Fiscal Year Research-status Report
死亡時画像診断の学問的基礎の確立と死因診断への応用
Project/Area Number |
20K07989
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
五ノ井 渉 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (60631174)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
阿部 浩幸 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 講師 (40708632)
石田 尚利 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (40822367)
槇野 陽介 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 准教授 (50725017)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 死後画像診断 / 死亡時画像診断 / Postmortem Imaging / Autopsy imaging / Postmortem CT / Forensic radiology / 死後CT / 法医画像 |
Outline of Annual Research Achievements |
院内非外傷死の患者に横断的に死後CTと病理解剖の両方を施行した(令和2年度は43例)。それぞれの症例について臨床情報収集・死後画像診断報告書の作成・病理解剖報告書の作成を行った。また、法医解剖症例についても、同様に情報収集を行った。 研究①肺の動静脈径の死後変化: 死後CTのみで横断的に行った解析結果を見直し、生前症例との縦断的比較に研究デザインを変更してやり直している。少数例で予備実験を行い、仮説と研究計画作成を進めている。 研究②肝の死後変化:国内学会で発表。英語論文を査読付国際誌に投稿中。 研究③新生児の死後画像所見:英語論文が査読付国際誌に掲載された。 研究④腹水の死後変化:英語論文が査読付国際誌に掲載された。 その他、複数の研究が進行中である。総説も何本か商業誌に掲載された。その他、国内学会・国際学会で学会発表を行っている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症等への対応に追われ、研究活動にも制限が生じた。
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Strategy for Future Research Activity |
社会人大学院生が2名大学に戻ってきてともに研究できるようになったこと、新たな大学院生の獲得に成功した。このため、研究が令和2年度よりも進むと予想されます。
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Causes of Carryover |
コロナで行いたい研究や研究発表が行えなかったため、予定変更が必要であった。
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Research Products
(14 results)
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[Journal Article] 脳神経領域の死亡時画像診断―もうひとつのフロンティア―2021
Author(s)
五ノ井 渉 , 白田 剛 , 阿部 修 , 石田 尚利 , 大熊 ひでみ , 渡邉 祐亮 , 阿部 浩幸 , 堂本 裕加子 , 和田 智貴 , 藤本 幸多朗 , 沖元 斉正 , 田島 拓 , 牛久 哲男
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Journal Title
CI研究
Volume: 42
Pages: 87-93
Peer Reviewed
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