2020 Fiscal Year Research-status Report
Development of automatic lymphatic fluid guidance system for intractable lymphorrhea
Project/Area Number |
20K08006
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Research Institution | Teikyo University |
Principal Investigator |
山本 真由 帝京大学, 医学部, 講師 (30793773)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
近藤 浩史 帝京大学, 医学部, 教授 (20324311)
濱本 耕平 自治医科大学, 医学部, 准教授 (10816614)
金井 詠一 麻布大学, 獣医学部, 助教 (20632219)
原 卓也 帝京大学, 医学部, 助手 (00847725)
山本 浩大郎 帝京大学, 医学部, 助手 (40847729)
座古 竜世 帝京大学, 医学部, 臨床助手 (90736414)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 胸管ファントム / 体外式ポンプ |
Outline of Annual Research Achievements |
初年度は胸管ファントムを作成し、リンパ管-下大静脈シャントシステムに最適なカテーテルを決定し、胸管を模した内径4mmのチューブ内に疑似リンパ液を還流した胸管ファントムを作成した。このファントム内に挿入可能なカテーテルを検索し、ポンプによる疑似リンパ液の持続循環システムを確立した。ポンプに関しては、将来的には皮下埋め込み型小型ポンプを使用する予定であるが、初年度は体外式ポンプを作成した。体外式ポンプにはローラーポンプおよび脈動波ポンプを使用し、持続循環システムに適した方式を作成した。またポンプ流量や流圧を変化させ、それぞれの条件下での還流状態を流体モニタリング装置で記録し、リンパ管-下大静脈シャントシステムとして実行可能な条件を検討した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
コロナ禍にもかかわらず、順調に動物実験が必要がない項目の実験はすすめることができた
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Strategy for Future Research Activity |
2年目からは、動物実験が必要になってくる。コロナ禍のため、動物実験施設として想定している施設が現時点で受け入れができないと言われているため、今後の実験の進展には注視している。状況によっては実験施設の変更が必要になってくる
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Causes of Carryover |
コロナ禍のため、成果発表の場としていた学会が中止や延期となっており、使用計画に誤差が生じている。次年度は、実験施設が現時点では目処がたっておらず、必要経費の変更が生じるおそれがでており、初年度の繰越金を当てる予定。
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