2020 Fiscal Year Research-status Report
機能的MR imagingによる早期糖尿病性腎症の多角的評価と新たな診断法の確立
Project/Area Number |
20K08011
|
Research Institution | Kawasaki Medical School |
Principal Investigator |
山本 亮 川崎医科大学, 医学部, 准教授 (30319959)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
玉田 勉 川崎医科大学, 医学部, 教授 (40278932)
檜垣 篤 川崎医科大学, 医学部, 講師 (90454850)
|
Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
|
Keywords | 機能的MRイメージ / 糖尿病性腎症 / 慢性腎障害 |
Outline of Annual Research Achievements |
現在、研究の対象となる症例の蓄積中である。順調に蓄積されており、2021年3月末時点で、ボランティア13例、Ⅰ期34例、Ⅱ期18例、Ⅲ期26例、Ⅳ期16例に対し、機能的MRimagingを施行している。症例の蓄積はおおよそ目的症例に達しつつある。引き続き症例を蓄積して、今後最終的な検討を行う予定としている。 これまでの途中経過は国際磁気共鳴学会(ISMRM)2020、日本医学放射線学会2021で発表報告した。また本年5月に開催されるISMRM2021でも発表する予定となっている。 これまでの途中経過で得られた結果の解析では、本研究の目的である糖尿病性腎症の早期評価の指標として、いくつかのパラメータが有用である可能性がある成果は得られている。しかし現時点では症例数が少ないためか結果にばらつきがあるため、今後は症例数を増やしてさらに検討していく予定としている。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初は対象症例のリクルートに難渋していたが、各診療科の協力により、目標症例数に達しつつある。 最終的な解析結果の評価は今後の予定である。
|
Strategy for Future Research Activity |
今後はさらに症例数を増やして検討を進めていく予定である。また各グループの年齢差がないような各グループ間のマッチングが必要となってくる
|
Causes of Carryover |
当該年度は新型コロナの影響で学会出張がなくなったため、旅費の支出が減り次年度使用額が生じた。次年度ではさらなる症例蓄積のための検査費用、および出張旅費が必要になると考える。
|