2021 Fiscal Year Research-status Report
機能的MR imagingによる早期糖尿病性腎症の多角的評価と新たな診断法の確立
Project/Area Number |
20K08011
|
Research Institution | Kawasaki Medical School |
Principal Investigator |
山本 亮 川崎医科大学, 医学部, 准教授 (30319959)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
玉田 勉 川崎医科大学, 医学部, 教授 (40278932)
檜垣 篤 川崎医科大学, 医学部, 講師 (90454850)
|
Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
|
Keywords | 機能的MRイメージ / 糖尿病性腎症 / 慢性腎障害 |
Outline of Annual Research Achievements |
現在、122症例の蓄積され、内訳はボランティア23例、Ⅰ期35例、Ⅱ期17例、Ⅲ期27例、Ⅳ期20例であり、ほぼ目標症例に達した。症例蓄積は終了し、現在症例の解析中である。 これまでの途中経過は国際磁気共鳴学会(ISMRM)2021、2022、日本医学放射線学会2021で発表報告した。 これまでの途中経過で得られた結果の解析では、本研究の目的である糖尿病性腎症の早期評価の指標として、いくつかのパラメータが有用である可能性がある成果は得られている。また今回の研究では多数のパラメーターを測定していることから糖尿病性腎症の進展メカニズムの一部を画像的にとらえることができる可能性があると考えており、現在多角的に解析中である。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究当初は患者リクルートに遅れが称していたが、現時点では目標症例数に達しており、順調に研究は進んでいる。
|
Strategy for Future Research Activity |
今回の研究では多数のパラメーターを測定していることから糖尿病性腎症の進展メカニズムの一部を画像的にとらえることができる可能性があると考えており、現在多角的に解析中である。
|
Causes of Carryover |
新型コロナの影響で学会参加できなかったため、主に出張交通費を使用できなかった。今年度は最終年度であるため、可能であればこれまでの成果を学会参加にて発表するための出張旅費で使用する予定としている。
|
Research Products
(2 results)