2021 Fiscal Year Research-status Report
Development of new treatments for IgG4-related disease aimed at precision medicine
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20K08770
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
山本 元久 東京大学, 医科学研究所, 准教授 (80404599)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 機械学習 / RNA-Seq / マイクロバイオーム / HLA / 治療反応性 |
Outline of Annual Research Achievements |
令和3年度は、前年度と同様、新型コロナ感染拡大により、症例サンプルの収集にやや遅延が生じている。先に、多施設共同で、前年度から継続して解析を実施してきた、初診時データのみを使用してIgG4関連疾患の診断を行うモデルの構築に成功し、論文発表を行った。また現在、唾液腺サンプルを用いたRNA-seq解析、唾液サンプルのマイクロバイオーム解析、本疾患の血液サンプルを使用したHLAと治療反応性の解析を進めている。どれも一次段階の解析は終了し、臨床的因子との関連について、調査を進めている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
コロナ流行により、遅れている実験計画もあるが、先に解析できる研究も進めており、相対的には、概ね順調と考えている。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度は、研究最終年度となるため、研究の進行を着実に行いながら、研究の総括を行っていく。
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Causes of Carryover |
令和3年度において、予定症例数が集まらず、解析費用に余剰が出ている。このため、令和4年度(最終年度)にまとめて解析を実施する予定である。
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Research Products
(9 results)