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2022 Fiscal Year Research-status Report

デング出血熱の発症に関与する血管上皮細胞内の分子機構の解明

Research Project

Project/Area Number 20K08839
Research InstitutionNagasaki University

Principal Investigator

鍋島 武  長崎大学, 熱帯医学研究所, 助教 (30546859)

Project Period (FY) 2020-04-01 – 2024-03-31
KeywordsCOVID-19
Outline of Annual Research Achievements

元来の計画においては、2020年、ベトナムHue県のHue中央病院において、デングウイルス感染症患者より新しい血液サンプルを採取する予定であった。研究代表者が直接ベトナムを訪問して、採集された血清サンプルを、ベトナム国立衛生疫学研究所(National Institute of Hygiene and Epidemiology, NIHE)内に設置されている、長崎大学熱帯医学研究所ベトナム拠点より、長崎県長崎市の長崎大学熱帯医学研究所のウイルス学研究室に集積し保管、解析する予定であった。
2019年より、SARS-CoV-2コロナウイルスのパンデミックによる移動制限、渡航制限のため、研究代表者によるベトナム訪問、デングウイルス感染症患者の血清サンプルの採集、および運搬が困難であったが、2022年、東南アジアでデング熱の流行が起きたため、2022年以降についてはデング熱患者の血清の採集が行われた。
以上の理由により、本研究において必須であるベトナムにおける新規のデングウイルス感染症血清採集に大幅な遅れが発生したため、研究計画を一年延長した。2023年度より、この新規に採集された血清を用いて実験を行う方針に切り替える。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

SARS-2コロナウイルスのパンデミックにより2020年以降、移動、渡航、また感染患者の血清採集に遅れが発生した。
元来の計画においては、2020年、ベトナムHue県のHue中央病院において、デングウイルス感染症患者より新しい血液サンプルを採取する予定であった。研究代表者が直接ベトナムを訪問して、採集された血清サンプルを、ベトナム国立衛生疫学研究所(National Institute of Hygiene and Epidemiology, NIHE)内に設置されている、長崎大学熱帯医学研究所ベトナム拠点より、長崎県長崎市の長崎大学熱帯医学研究所のウイルス学研究室に集積し保管、解析する予定であった。

Strategy for Future Research Activity

2022年、東南アジアでデング熱の流行が起きたため、2022年以降についてはベトナムにおいてもデング熱患者の血清の採集が行われた。2023年度より、この新規に採集された血清を用いて実験を行う方針に切り替える。

Causes of Carryover

SARS-CoV-2コロナウイルスのパンデミックによる移動制限、渡航制限のため、研究代表者によるベトナム訪問、デングウイルス感染症患者の血清サンプルの採集に大幅な遅れが発生した。
2022年以降にベトナムで採集されたデングウイルス感染症患者の血清が採集されたため、この新しい血清を用いて実験を行う方針に計画を切り替え、次年度使用額を次世代型シークエンサー用消耗品の購入に充てる。

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Published: 2023-12-25  

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