2021 Fiscal Year Research-status Report
経時的エクソソーム解析による膵癌術後早期再発ハイリスク症例診断法の開発
Project/Area Number |
20K09060
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Research Institution | Sapporo Medical University |
Principal Investigator |
今村 将史 札幌医科大学, 医学部, 講師 (00404608)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
永山 稔 札幌医科大学, 医学部, 助教 (40398326)
竹政 伊知朗 札幌医科大学, 医学部, 教授 (50379252)
及能 大輔 札幌医科大学, 医学部, 助教 (70563485)
木村 康利 札幌医科大学, 医学部, 准教授 (80311893)
山口 洋志 札幌医科大学, 医学部, 診療医 (80457704)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 膵癌 / 術後早期再発 / miR / エクソソーム / バイオマーカー / CA19-9 |
Outline of Annual Research Achievements |
①前向き研究として、2021年度は31例の血漿サンプルを収集し、同時に臨床データを整備している。 ②臨床研究論文の作成。当該研究に関連して、当施設の過去の膵癌切除症例を解析し、「Perioperative Predictors of Early Recurrence for Resectable and Borderline-Resectable Pancreatic Cancer」のタイトルで論文を作成した。2021年5月6日「Cancers」に受理された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
①前向き研究として、2021年度は31例の血漿サンプルを収集し、同時に臨床データを整備している。 ②マイクロアレイ解析に提出し、現在解析中である。
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Strategy for Future Research Activity |
2022年度以降は、前向き研究(サンプル収集と臨床データの整備)を継続し、マイクロアレイ解析の結果をもとに、候補miRに対してRT-PCRを施行する。更には候補miRが膵癌術後早期再発ハイリスク症例の診断に有効か否かを検討する。
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Causes of Carryover |
コロナ禍のため学会がWeb開催となり旅費の使用がなかった。 miRのマイクロアレイ解析は2021年度に施行した。 RT-PCR解析は2022年度以降にし、残額をその費用に充てる。
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Research Products
(1 results)