2021 Fiscal Year Research-status Report
全身麻酔補助薬としてのデクスメデトミジンによる術後高次脳機能低下の予防効果
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20K09258
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
東 みどり子 九州大学, 医学研究院, 准教授 (50315082)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
住江 誠 九州大学, 医学研究院, 助教 (60792918)
松下 克之 九州大学, 大学病院, 助教 (60794211)
山浦 健 九州大学, 医学研究院, 教授 (70264041)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 術後認知機能障害 / デクスメデトミジン |
Outline of Annual Research Achievements |
デクスメデトミジンの術中からの投与が、高齢者における術後高次脳機能の低下を予防する可能性が期待されるため、デクスメデトミジンの周術期投与の有用性に注目して研究を行なっている。この基礎実験の特徴として、高齢モデルラットを可能な限り臨床に近い形で行うため、高齢者の多くが高血圧などの併存疾患を有しているため、心不全予備群(心不全の進展ステー高齢モデルラット)を用いて行っているが、モデルラットの作成においてせん妄モデルがこれまでの報告と同じ方法を用いて行っているが、手術侵襲が弱いのかどうか不明であるが安定したコントロールもでるが得られていない。このため、高齢マウスにおいて脳内炎症モデルを用いている研究室の援助をえて、ラットからマウスに変更してコントロールモデルの作成に取り組んでいる。その後に吸入麻酔薬による全身麻酔下による手術侵襲を加えることで、術後の認知機能障害が生じることを空間記憶を評価する8方向放射線状迷路試験、Morris水迷路試験などの行動解析を用いて確認後に、本来の目的であるデクスメデトミジンの投与を計画している。これにより高齢モデルラット、高齢LVHモデルラット、高齢HFpEFモデルラットを高齢モデルマウス、高齢LVHモデルマウス、高齢HFpEFモデルマウスに変更して、脳内炎症についても検討を加える。マイクログリアの活性化については、さらに別の研究室で確立された手法をもっており、そちらの研究室の援助のもとで検討することで解決できるものと思われる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
高齢モデルラットを用いて行っているが、モデルラットの作成においてせん妄モデルがこれまでの報告と同じ方法を用いて行っているが安定したコントロールモデルが得られていない。このため、高齢マウスにおいて脳内炎症モデルを用いている研究室の援助をえて、ラットからマウスに変更してコントロールモデルの作成に取り組んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
高齢モデルラットを用いて行っているが、モデルラットの作成においてせん妄モデルがこれまでの報告と同じ方法を用いて行っているが安定したコントロールモデルが得られていない。このため、高齢マウスにおいて脳内炎症モデルを用いている研究室の援助をえて、ラットからマウスに変更してコントロールモデルの作成に取り組んでいる。その後に吸入麻酔薬による全身麻酔下による手術侵襲を加えることで、術後の認知機能障害が生じることを行動解析を用いて確認後に、本来の目的であるデクスメデトミジンの投与を計画している。
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Causes of Carryover |
高齢モデルラットを用いて行っているが、モデルラットの作成においてせん妄モデルがこれまでの報告と同じ方法を用いて行っているが安定したコントロールモデルができずに中断したため。今後は関係する研究室の援助を得て、ラットからマウスに変更してコントロールモデルの作成に取り組んでいる。その後に吸入麻酔薬による全身麻酔下による手術侵襲を加えることで、術後の認知機能障害が生じることを行動解析を用いて確認後に、本来の目的であるデクスメデトミジンの投与を計画している。
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