2021 Fiscal Year Research-status Report
日本人の解剖学的骨盤形態に適合した人工股関節再置換用寛骨臼再建補強プレートの開発
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20K09475
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Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
加畑 多文 金沢大学, 医学系, 准教授 (10334749)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
上野 琢郎 金沢大学, 医学系, 協力研究員 (80800622)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 力学試験 / 有限要素解析 |
Outline of Annual Research Achievements |
2020年度でインプラントのデザインを決定し、プロトタイプのインプラントを作成したが、2021年度は、インプラントのオプション部品のデザインをCADデータで作成し決定した。 プロトタイプのインプラントにオプション部品を加えることにより、どれくらい正確で再現性が良いインプラント設置が可能になるかを、実物大骨盤モデルを作成して検証した。その結果、臨床的経験の量にかかわらず誰が設置しても、従来品よりも精度が高く、再現性が高く、設置精度にばらつきが小ないことを実証した。 既存製品と開発したプロトタイプインプラントで力学強度試験を行ない、強度を比較した。その結果、開発したインプラントは従来品よりも力学的に安定し破綻しにくいことがわかった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ禍での物品調達に遅れを生じた。
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Strategy for Future Research Activity |
オプション部品の作成器をデザインし作成する。 特許申請を行う。
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Causes of Carryover |
ZOOMで打ち合わせを行ってきたので、打ち合わせに要する旅費などが不要になった。 学会参加ができなかった。 最終年度で、特許申請を行いたく、準備中である。
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