2020 Fiscal Year Research-status Report
変形性膝関節症の治療成績を評価する発展的大型データベースの構築
Project/Area Number |
20K09491
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Research Institution | Tokyo Women's Medical University |
Principal Investigator |
岡崎 賢 東京女子医科大学, 医学部, 教授 (10398092)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 変形性膝関節症 |
Outline of Annual Research Achievements |
変形性膝関節症についての臨床データベースの構築 まず、自施設での臨床データベースの構築を行った。変形性膝関節症の術前と術後スコアで1000例を越えるデータをエクセルで作成した。内容は、匿名化ID、年齢、性別、BMI、診断、手術内容、手術日、可動域、レントゲン重症度分類、大腿脛骨角、Knee Society Score 2011、UCLA activity Score、KOOS、Forgotten Joint Score-12、をそれぞれ術前と術後1年、術後2年の3ポイントである。九州大学、日本大学、東京大学、順天堂大学の研究者と連絡をとりあって、採取すべきデータ内容のすりあわせを行った。それぞれの施設でデータベースを作成してもらっている。また、データベースのアップロード先として、UMINを用いるように準備を行った。 多施設間でのデータベース結合についての会議の開催 一方、新型コロナ感染症拡大の影響により、各施設の担当者が集まってのミーティングはひらけていない。リモートで連携をとりながら、各施設でのデータベース構築を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
全体会議は開かなかったが、リモートでの連携により、データ集積が進んでいるため
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Strategy for Future Research Activity |
データベースの構築を各施設で続け、今年度はミーティングを開いて、問題点を討議する。利用方法のルール作りを行う。それぞれでデータの蓄積をすすめ、質の高いデータベースとする
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Causes of Carryover |
新型コロナ感染症の拡大により、出席予定の学会が中止またはWEB開催となったため、旅費が大幅に少なくなった。また、同じ理由により、会合が開かれずに、会合開催のための費用が無くなった。院内感染防止の観点から、外部からの雇用も控えたため、謝金が発生しなかった。
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Research Products
(3 results)