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2022 Fiscal Year Research-status Report

母体血漿中DNA/RNAを用いた妊娠高血圧症候群の予知法の開発

Research Project

Project/Area Number 20K09609
Research InstitutionShowa University

Principal Investigator

小出 馨子  昭和大学, 医学部, 講師 (90384437)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 関沢 明彦  昭和大学, 医学部, 教授 (10245839)
川嶋 章弘  昭和大学, 医学部, 講師 (10783376)
Project Period (FY) 2020-04-01 – 2024-03-31
Keywords妊娠高血圧症候群 / DNAメチル化
Outline of Annual Research Achievements

これまでの研究(エピジェネティクスに基づく妊娠高血圧症候群の病態把握マーカー知見の獲得)にて、妊娠高血圧腎症を発症する症例では妊娠初期の時点で胎盤組織にてDNAメチル化異常を認める可能性が示唆された。この結果を妊娠高血圧腎症の発症予測に応用することを目的に本研究を計画した。
妊娠11-13週での発症予測を目標としているため、はじめに絨毛検査目的で採取された余剰な絨毛組織を対象とし、妊娠経過正常例とのちに妊娠高血圧腎症を発症する症例とで胎盤DNAメチル化状態に差異のある遺伝子を抽出した。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

2020年度はCOVID-19感染蔓延の影響で研究活動へのエフォートが減少したため計画通りに研究活動を実施できなかったが、2021年度、2022年度は順調に実施できた。

Strategy for Future Research Activity

発症予測は血漿cell-free DNAを用いて行うことを想定しているため、2021年度に抽出された遺伝子群から妊娠経過正常群と比較して、のちに妊娠高血圧腎症を発症する症例でDNAメチル化率の高い遺伝子を候補遺伝子として選出する。次に、妊娠11-13週時に採取し保存してある血漿を対象に候補遺伝子のDNAメチル化について解析し、妊娠経過正常群とのちに妊娠高血圧腎症を発症する症例との間に有意な差を確認できるか否かを検討する。

Causes of Carryover

研究補助員を雇用する計画であったが雇用条件に合致する人の応募がなく雇用に至らなかったため2022年度助成金の未使用分が発生した。
2023年度は、前年度に抽出された遺伝子群から妊娠経過正常群と比較して、のちに妊娠高血圧腎症を発症する症例でDNAメチル化率の高い遺伝子を候補遺伝子として選出する。次に、妊娠11-13週時に採取し保存してある血漿を対象に候補遺伝子のDNAメチル化について解析し、妊娠経過正常群とのちに妊娠高血圧腎症を発症する症例との間に有意な差を確認できるか否かを検討する予定である。
2023年度は雇用条件に合致する人を雇用する予定である。

URL: 

Published: 2023-12-25  

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