2020 Fiscal Year Research-status Report
Atypical odontalgia and genetic polymorphism of pain sensitivity
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20K10044
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Research Institution | Fukuoka Dental College |
Principal Investigator |
松浦 尚志 福岡歯科大学, 口腔歯学部, 教授 (60330966)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
梅崎 陽二朗 福岡歯科大学, 口腔歯学部, 准教授 (20778336)
泉 利雄 福岡歯科大学, 口腔歯学部, 教授 (40248547)
野上 堅太郎 福岡歯科大学, 口腔歯学部, 講師 (50389417)
山口 雄一郎 福岡歯科大学, 口腔歯学部, 講師 (50757945)
柴口 塊 福岡歯科大学, 口腔歯学部, 助教 (50845196)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | COMT / 非歯原性歯痛 / 特発性歯痛 |
Outline of Annual Research Achievements |
非歯原性疼痛は歯や歯周組織を疼痛源としない歯痛である。そのメカニズムはよくわかっておらず、我々は、疼痛関連遺伝子の遺伝子多型が関わっているのではないかと考えた。中でもアドレナリンやノルアドレナリンなどのカテコールアミンの活性を抑制する酵素であるカテコール-O-メチルトランスフェラーゼ(COMT)は、4つの遺伝子多型(rs6269、rs4633、rs4818、rs4680)のパターンによって、高疼痛感受型、中疼痛感受型、低疼痛感受型の3つの感受型に分けれるため、当初この4つの遺伝子多型をターゲットに考えていた。ところが、最近rs165774の遺伝子多型がalternativeに疼痛に関わっていることが報告されたことから、我々はこの遺伝子多型も含めて、5つの遺伝子多型を分析することにした。現在、予備実験を遂行中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
令和2年度前半は新型コロナウィルス流行の影響で、後半は入院とその後の後遺症のため、進捗が大幅に遅れた。
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Strategy for Future Research Activity |
入院などの影響で、研究期間はロスしたものの、研究費はほとんど残っているため、今後の研究遂行に影響はないものと考えている。症例数を増やす意味もあり、非歯原性歯痛よりも、もう少し症例を拡大できる特発性歯痛にターゲットを広げて、かつalternative splicing form部分の遺伝子多型rs165774も分析に加えて、研究を推進する。
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Causes of Carryover |
研究代表者が入院とその後の後遺症のため、十分に研究を遂行することができなかったため。次年度は、体調も回復し、研究が遂行できる予定である。試料の数を増やす予定である。
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