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2022 Fiscal Year Research-status Report

無線型振動刺激を用いたスプリントによる睡眠時ブラキシズムの長期抑制効果の検証

Research Project

Project/Area Number 20K10076
Research InstitutionShowa University

Principal Investigator

高場 雅之  昭和大学, 歯学部, 講師 (30384192)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 菅沼 岳史  昭和大学, 歯学部, 教授 (10196694)
Project Period (FY) 2020-04-01 – 2024-03-31
Keywords睡眠時ブラキシズム
Outline of Annual Research Achievements

昭和大学歯学部の教職員および学生のうち,20歳以上の者から被験者募集とスクリーニング検査を行い,一次スクリーニングとして,睡眠同伴者による歯ぎしり音指摘の有無,起床時の顎口腔領域の筋痛や疲労 感の有無,歯の摩耗の有無に基づく臨床診断を行って睡眠時ブラキシズム(SB)なしと診断された者は除外する.基礎データとして年齢,性別,全身疾患及び服薬などを確認する.一次スクリーニングでSBありと診断された者に対し,睡眠ポリグラフィ(PSG)が可能な携帯型睡眠検査装置(Sleep Profiler)を用いて,2夜に渡る二次スクリーニングを実施し,筋活動解析でSBありとされた者を最終的な被験者としている.
その後,被験者の印象採得を行い,CAD/CAMによるOAを製作する.OA内 に規格化した感圧フィルム(ピエゾフィルム)を包埋し,振動測定装置を接続し振動刺激オーラルアプライアンス(OA)を完成し,チェアサイドで振動刺激OAの調整を行う.
計測期間は連続する45日間とし,被験者の日常睡眠環境での測定とする.OAへの順応期間を考慮して,1-15夜目は振動刺激を与えずにOA装着を指示し,16夜目以降については,設定閾値を超えた咬合力の検出に応じて振動刺激が歯列に出力されるようにし,44,45夜目で振動刺激を与えずにOA装着下での測定を行う.計測対象夜には携帯型睡眠検査装置の装着を指示している.
現在,6名の被験者の測定が終了し,15人が測定中であり継続してデータの収集中である.

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

スクリーニングにてSB確定,装置の製作,一被験者につき3ヶ月の測定と,一つのデータ収集におよそ4ヶ月程度かかることで時間がかかっているが,被験者の人数もめどが立っている状態である.

Strategy for Future Research Activity

このまま,データ収集を継続し,データがそろったところでSB関連咬筋筋活動の解析を行う予定である.

Causes of Carryover

コロナのためデータの収集が遅れたため次年度使用額が生じた.
現在6名の被験者の測定が終了し,15人が測定中であり継続してデータの収集中である.
データ測定終了後,成果発表する予定である.

URL: 

Published: 2023-12-25  

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