2020 Fiscal Year Research-status Report
A study on cost effectiveness of bariatric surgery for morbid obesity
Project/Area Number |
20K10320
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Research Institution | Shiga University of Medical Science |
Principal Investigator |
山本 寛 滋賀医科大学, 医学部, 非常勤講師 (00283557)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 費用対効果 / 肥満外科治療 / 肥満内科治療 / 多施設共同研究 / 日本肥満症治療学会 / リアルワールドデータ |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は, 日本肥満症治療学会の学術推進委員会の支援の下, 肥満外科手術認定施 設を中心とした23施設による多施設共同研究であり, わが国の高度肥満症治療のリア ルワールドのデータを収集することが可能である. 外科治療(スリーブ状胃切除術)260例, 内科治療130 例の登録を予定し、登録期間を2年間, 観察期間を登録時から2年間としたが、コロナ禍に、登録症例が予定の1/4の100例にとどまった。特に、内科治療症例の集積が遅れたため、新規共同研究施設の参入を依頼し、日本肥満症治療学会事務局を介して、参加依頼を行った。 また、研究代表者の移動に伴い、研究代表者施設の変更、データセンターの移行を行った。このような組織変更を含む研究計画書の変更ならびに研究代表者施設、共同研究施設での倫理委員会申請・承認を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
外科治療(スリーブ状胃切除術)260例, 内科治療130 例の登録を予定し、登録期間を2年間, 観察期間を登録時から2年間としたが、コロナ禍に、登録症例が予定の1/4の100例にとどまった。特に、外科治療は、コロナ禍、不要不急の手術とみなされ、手術症例数そのものが、全国的(さらには全世界的に)減少したこと、またコロナ対応で共同研究施設の臨床業務に支障がある中での、臨床研究の継続は、きわめて困難な状況であった。
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Strategy for Future Research Activity |
共同研究施設に、研究計画書の改訂版の倫理員会の承認を依頼し、より症例登録が簡便となるように、FAXの登録システムからEDCシステムへの変更の案内を日本肥満症治療学会事務局を介して行った。さらに、内科治療症例の集積が遅れたため、新規共同研究施設の参入を依頼し、登録数の促進を図っている。
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Causes of Carryover |
人件費として、データセンター人件費を計画していたが、コロナ禍、ようやく当該年度末に担当者が決定した。このため、人件費が予定額よりも大幅に減少した。 また、コロナ禍学会参加のための交通費が、web参加により使用しなかった。このため、主として、物品費の使用のみとなった。
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Remarks |
UMIN登録 UMIN000033705
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