2022 Fiscal Year Research-status Report
全国の救急搬送患者の病院選定・決定までの連絡回数と現場滞在時間の関連
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20K10373
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Research Institution | University of Fukui |
Principal Investigator |
山田 直樹 福井大学, 学術研究院医学系部門(附属病院部), 助教 (00724791)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 病院前救急 |
Outline of Annual Research Achievements |
当初の計画では、全国データの主要因と主要アウトカムに単変量解析と多変量解析を実施する予定であった。 データ取得のための窓口として総務省消防庁の企画室の担当者とのやり取りが2022年3月までは続けられた。 その後、診療や教育業務と重なり、やり取りが途絶えてしまった。データのついてのやり取りで、一般公開はされていないものの、データの種類によっては提供いただける可能性があるとのことであった。プロダクトや発表の段階にはまだない。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
3年間のコロナ禍で通常診療に加え、救急診療は未曽有のひっ迫を経験した。総務省消防庁とのやり取りも一時中断している。データ採取を依頼するところからである。ただ以前の議論でデータを出せない可能性もあり、その場合は、リサーチクエッションそのもの、研究計画を一から見直す必要が出てくる。 研究協力者は今でもやり取りがあり、研究デザインやデータ解析には一定以上のサポートが見込めると判断している。
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Strategy for Future Research Activity |
総務省消防庁の担当者とのデータについての交渉の再開を急ぐ。また、データの入手が困難な場合はリサーチクエッションの練り直しを検討し、研究協力者と話し合いを持つように計画する。
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Causes of Carryover |
コロナ禍でデータ取得ができず、次年度以降に使用額が生じた(研究協力者と面接のための旅費、協力費に計上)。
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