2021 Fiscal Year Research-status Report
「臨床研究者向け総合管理システム」の電子カルテとの接続およびクラウド化
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20K10410
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Research Institution | Saitama Medical University |
Principal Investigator |
城武 卓 埼玉医科大学, 医学部, 准教授 (10528805)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西本 紘嗣郎 埼玉医科大学, 医学部, 准教授 (00365363)
藤堂 真紀 埼玉医科大学, 国際医療センター, 薬剤師 (40859922)
金子 剛 埼玉医科大学, 医学部, 講師 (20445266)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 臨床研究者向け総合管理システム |
Outline of Annual Research Achievements |
臨床研究に際し管理すべき情報は膨大で多岐にわたるが、情報通信技術の適用は進んでおらず、研究者の多くは表計算ソフト等によりその管理を行っている。そこで申請者らは当該情報を統合的に管理するソフトウェアを開発し実用化するに至ったが (臨床研究者向け総合管理システム)、本システムはパソコン単体で稼働する仕組みのため利用形態に制限があり、セキュリティの制約により電子カルテ (EMR) データを十分に活用できないなどの改善点が存在する。本研究では、このような課題を解決しつつ、①本システムのクラウド化およびEMR接続を通じた患者情報の秘匿性と研究者の利便性の両立が可能か、②人工知能 (AI) によるEMRデータ解析により臨床研究組み入れ患者の抽出が可能かの検証を行う。本システムは研究者自らが開発した点で実用性が高く、かつ国内において臨床研究を網羅的に管理するソフトウェアや高度なAI活用による臨床研究支援の仕組みはこれまで見られていない。本研究により、本システムの機能が、より効率的かつ正確な臨床研究の遂行に資することを明らかにする。本年度は、上記①の基本システムの開発をほぼ終え、これから実際の研究に運用する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
すでに、web上で機能する基盤システムが完成した。さらに、それを運用するための仮サーバ (前年度の資金を充てた) も設定が完了した。現在は、このシステムを実際に運用して問題点を抽出して修正する段階となっている。
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Strategy for Future Research Activity |
本システムを共同研究者と使用し、より高性能のものとして、本研究の目的に資するかを検証する。
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Causes of Carryover |
本年度は問題点の抽出を行ったが、プログラムの修正をおこなうところまで行えていないため、その修正を次年度に行う。
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