2021 Fiscal Year Research-status Report
新型たばこの使用実態と妊娠予後 ―母子手帳アプリ(PHR)との関連性についてー
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20K10525
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Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
篠崎 博光 群馬大学, 大学院保健学研究科, 教授 (30334139)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
林 邦彦 群馬大学, 大学院保健学研究科, 教授 (80282408)
小川 将太 三重大学, 医学系研究科, 助教 (00866676)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 喫煙 / 加熱式たばこ / 新型たばこ / 妊婦 / 母子健康手帳 |
Outline of Annual Research Achievements |
妊婦とその夫(パートナー)に対して、喫煙(行動喫煙・受動喫煙)の実態に関する調査を実施し、432組、864名より回答を得た。本研究では、1.妊娠前・妊娠中の喫煙状況、2.妊娠判明後の新型たばこ(加熱式たばこ)へのシフトを含む、妊娠判明後の喫煙の実態、3.妊娠前・妊娠中の喫煙に関する配慮ならびにその思い、3.ニコチン依存度、母子健康手帳の記載情報の利用状況などを調査し、それらの関連に検討を予定している。現在データ入力、データのクリーニングが終了し、解析を実施中である。 モンゴル国立医科学大学との共同研究で実施した、妊娠前に喫煙をされていた女性の、妊娠判明後の喫煙の実態とその関連因子に関する調査研究では、能動喫煙の健康・妊娠予後に関する知識は、妊娠判明後の喫煙状況と関連することが示された、現在英文雑誌に投稿中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
今回の質問紙調査で、の質問項目が多いため、データ解析に時間がかかっており、やや遅れている状況である。
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Strategy for Future Research Activity |
データ解析作業を集中的に行い、研究を推進する。2022年4月より、1名の共同研究者を追加し、データ解析に集中する。
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Causes of Carryover |
新型コロナ感染症の影響、出張が困難となり、旅費の経費使用がなされなかったため。本年度に繰り越された経費等は、教育研究等補助者として雇用し、データー解析を集中的に行うために使用する。
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Research Products
(1 results)
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[Journal Article] Prevalence of Premenstrual Syndrome and Premenstrual Dysphoric Disorder among Mongolian College Students2022
Author(s)
Yanjmaa, Enkhjargal Ogawa, Shota Tsogbadrakh, Basbish Khurelbaatar, Tsetsegsuren Khuyagbaatar, Enkhchimeg Nasanjargal, Tsetsgee Hayashi, Kunihiko Takeda, Takashi Oidov, Batgerel Shinozaki, Hiromitsu
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Journal Title
The Kitakanto Medical Journal
Volume: 72
Pages: 43-48
DOI
Peer Reviewed / Int'l Joint Research