2022 Fiscal Year Annual Research Report
エンドユーザ用看護支援立案エージェントの設計に関する研究
Project/Area Number |
20K10574
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Research Institution | Shinshu University |
Principal Investigator |
浅野 美礼 信州大学, 学術研究院保健学系, 教授 (00273417)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 遠隔看護 / テレナーシング / ウェアラブル端末 |
Outline of Annual Research Achievements |
本課題では、エンドユーザ(在宅患者とほぼ同等と考えられる)の看護を支援するエージェント(オンラインサービス上の機能)を設計するのに必要な要件定義の作成を目指した。このサービスは、①患者の病歴、現在の健康状態、ライフスタイルに関する情報を格納し、②①に対する評価をする、③患者のニーズを特定し、看護介入をするためのアセスメントを行う、④看護介入に必要なリソースを選定する、⑤患者と家族が受けるケアについて学ぶことをサポートする、⑥患者の状況、進捗をモニタリングし、評価する、⑦患者に携わる専門職間の連携をする、などの機能が期待される。 この機能を実現するために、具体的には次の要件・要求が含まれている必要がある。①患者とその介護者の情報と教育:患者とその介護者が病状、治療法、および家でのケア方法について学ぶのに役立つ情報とリソースを提供する必要がある。②看護師やその他の医療専門家からのサポート:患者とその介護者に看護師やその他の医療専門家のサポートを提供する必要がある。このサポートは、電話相談、ビデオチャット、または対面で提供しうる。③患者とその介護者のためのリソース:患者とその介護者が必要なケアを見つけ、利用できるようにするリソースを提供する必要がある。これらのリソースには、介護者のためのサポートグループ、在宅ケアの費用を賄うための助成金が含まれる。④患者とその介護者のための安全とプライバシー:患者とその介護者のプライバシーと安全を保護するために適切なセキュリティ対策を講じている必要がある。 ユーザとサービスの接続の在り方は、端末からホストへのオンデマンド接続以外に、ウェアラブル端末による生体情報の常時モニタリングも有望である。
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[Presentation] Comparison of the stress indices calculated by two models of smartwatches and examination of their validity.2023
Author(s)
Terasawa, E., Asano, Y., Noguchi, M., Iki, S., Okayama, H.
Organizer
19th World congress on Human Reproduction (Venice, Italy.)
Int'l Joint Research
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