2021 Fiscal Year Research-status Report
国際看護学担当教員が必要に応じて活用できる講義補完システムの開発と検証
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20K10612
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Research Institution | Gunma Paz University |
Principal Investigator |
長嶺 めぐみ 群馬パース大学, 看護学部看護学科, 講師 (40641486)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山田 智惠里 福島県立医科大学, 大学院医学研究科, 教授 (90322940) [Withdrawn]
大植 崇 兵庫大学, 看護学部, 准教授 (80607789)
森 淑江 群馬大学, 大学院保健学研究科, 教授 (90150846) [Withdrawn]
辻村 弘美 群馬大学, 大学院保健学研究科, 准教授 (70375541)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 国際看護教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、教授する人材が不足の中、わが国の特徴を踏まえ、かつ国際社会のニーズに合った人材を教育できるプログラムが必要との考えのもと、全国の各看護師養成機関における教授上の課題を明らかにし、講義を補完する支援システムを構築することを目的としている。本研究は、(第1段階)全国の看護系大学と看護専門学校の国際看護教育の実態調査、(第2段階)補完の必要性の高い講義・演習案の作成及び講義映像の作成、(第3段階)作成した講義映像、演習内容の試行及び評価、(第4段階)クラウド型国際看護学講義補完配信システムの構築の4段階で研究実施を計画している。 第一段階の実態調査を行うために、2020年度は①日本国内の国際看護教育に関するもの、②海外における国際看護教育に関するもの、③日本の国際看護教育で使用されている教科書の構成要素の3つの視点で、文献検討を行い、それぞれ学会発表及び論文の投稿を行った。 2021年度は第一段階の実態調査として、全国の看護師養成機関に対し国際看護教育の実態調査を行った。調査結果は日本国際看護学会の学術集会にて発表済みであり、現在論文の投稿作業に向けて準備を行っている。また実態調査により明らかとなった教授上の課題をもとに今後は第二段階である「補完の必要性の高い講義・演習案の作成及び講義映像の作成」を行う予定となっている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
実態調査の結果の分析、論文化に時間を要してしまい、その先の講義・演習案の作成作業が中断してしまっている。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度中に実態調査より補完が必要な分野の講義・演習案の作成及び講義映像の作成を行う。
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Causes of Carryover |
研究実施が遅れており、講義・演習資料案及び映像の作成にまで作業が至らなかったため。
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