2021 Fiscal Year Research-status Report
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20K10613
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Research Institution | Chiba Institute of Science |
Principal Investigator |
冨樫 千秋 千葉科学大学, 看護学部, 教授 (40312897)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
齋藤 君枝 千葉科学大学, 看護学部, 教授 (80274059)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 地震 / 看護管理者 / BCP |
Outline of Annual Research Achievements |
2021年度は、平成28年熊本地震、平成30年北海道胆振東部地震を経験した熊本県、北海道にある病院の看護管理者を対象として、被災した病院が被災していない病院と比べて自然災害に対する病院看護部の備えとして実施していることを明らかにした。また、自然災害に対する病院看護部の備えができている病院とそうでない病院の違いを明らかにした。 研究デザイン:実態調査研究、対象・データ収集方法:北海道は557病院、熊本県は214病院があり、計771施設の看護部長を対象として郵送で調査の依頼を行い、同意の得られたものみが調査票の返送をおこなってもらった。 結果、熊本県、北海道にある病院の看護管理者において、平成28年熊本地震あるいは平成30年北海道胆振東部地震で被災した病院の看護管理者が、被災していない病院の看護管理者に比べて統計学的有意に多く回答した項目は、危惧している災害が地震(p=0.001)であったが、自然災害に対する病院看護部の備え測定尺度において統計学的有意な差はなかった。また、自然災害に対する病院看護部の備え尺度の平均値が低い群が高い群に比べて、統計学的有意に短ったのは、看護師経験年数(p=0.013)、備え低い群が備え高い群に比べて統計学的有意に多く回答した項目は、病院のある都道府県「北海道」(p=0.031)、災害拠点病院でない(p=0.016)、危惧していない災害が豪雨で(p=0.003)であった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2021年度に一次調査を終えることができている為
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Strategy for Future Research Activity |
2021年度実施した一次調査の際で回答のあった看護管理者のうち、二次調査に協力の意向があった看護管理者が15名いた。2022年度は、二次調査として、平成28年熊本地震、平成30年北海道胆振東部地震で被災した病院の看護管理者がBCPとして優先的に取り組む事項は何であるとしているか明らかにすることを目的とし、看護管理者にインタビューをする予定である。
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Causes of Carryover |
概ね、予定通り執行したが、140円という端数が使いきれなかった為
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