2021 Fiscal Year Research-status Report
Educational networking for the Concept-Based Learning in nursing and implementing support research
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20K10617
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| Research Institution | Tenshi College |
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Principal Investigator |
津波古 澄子 天使大学, その他の研究科, 非常勤講師 (20302870)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中島 恵美子 杏林大学, 保健学部, 教授 (10449001)
三浦 友理子 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 講師 (70709493)
藤野 ユリ子 福岡女学院看護大学, 看護学部, 教授 (90320366)
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| Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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| Keywords | 概念基盤学習 / コンセプトに基づいた学習 / 概念のベンチマーキング / 看護コンセプト関連づけ学習 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、１）概念の関連づけ学習をとおして看護実践能力を育成する「概念基盤学習」の実践に向けて、大学間の教育ネットワークを創る、２）看護教育で高頻度に用いられている概念のベンチマーク、３）ベンチマークと共通概念の選定を基に指導ガイドブックを作成、４）指導ガイドに基づく実装と導入移行期の課題の評価である。
研究目的である１）概念基盤学習の大学間の教育ネットワーク創り、教育ネットワーク創りと継続は、ネットワークメンバー間の情報交換と交流を定期的にzoom会議で２回（2022/3/7は外部のコメンテーターと講師を含めた会議）、ブレーンストーミング会議３回行い、米国のKansas大学の二人の教員を招いて海外研究者との交流を行った。
概念基盤学習の教育活動は、１）2021年6月19日に米国Virginia Commonwealth 大学のDr. Jean Giddensをオンライン教育セミナーの講師として開催し、Dr. Giddensの講演はベンチマーク調査で協力した大学にオンデマンドで配信した。また、医学書院のオンラインプロットフォームNEOでも全国の看護教員を対象に配信した。さらに、看護雑誌「看護教育」（2022年１月号, 医学書院）にDr. Giddensの講演録を掲載した。２）本科研費の研究代表者（津波古）によるコンセプトに基づく学習と教授についての国内での啓蒙的講演を２度開催した（2021年6月23日、聖泉大学看護学部FD, 11月２日泉佐野泉看護専門学校教員研修会）。なお、2022年度のオンライン教育セミナーは7月16日に開催予定で、Kansas大学のDr. PhillipsとMs. Gayをオンライン講師に迎える予定でいる。
研究目的２）概念のベンチマーク調査も終了し、日本で高頻度に用いられている看護概念についての結果を日本看護教育学会へ投稿。ベンチマークを基にした研究目的３）概念の選定を基にした指導ガイドを作成した。今年度は、指導ガイドの書籍化と目的４）指導ガイドに基づく実装研究の予定でいる。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
理由
研究目的の１）の大学間の教育ネットワーク創りと継続、２）概念のベンチマーク調査終了し学会誌への投稿、３）概念の選定を基にした指導ガイド冊子の「コンセプトに基づく学習」として書籍化を進めている。コンセプトに基づく学習と指導の啓蒙として、講師招聘の予定でいたが、コロナ禍においてオンライン教育セミナーとオンデマンド配信で対応をしている。今後の課題は、コロナ禍により実装研究がCOVID-19収束状況によって少々遅れる可能性を懸念している。従って、2022年度に実装研究が難しいようであれば、科研費に関する変更も次年度に持ち越しを予定でいる。
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| Strategy for Future Research Activity |
１．ネットワーク創りの継続と概念基盤学習の展開について：2022年7月16日に概念に基づく学習と教授法について、Kansas大学の専門家 Dr. Christina PhillipsとMs. Jessica Gayによるオンライン教育セミナーを予定している。医学書院のオンラインプラットフォームNEOにてオンデマンド配信と看護学雑誌「看護教育」に掲載予定である。
２．2022年度は科研費による調査や作成冊子を「コンセプトに基づく学習」として啓蒙書としての書籍化と実装研究の予定をしている。
今後の研究の推進方策１．ネットワーク創りの継続と概念基盤学習の展開について：2022年7月16日に概念に基づく学習と教授法について、Kansas大学の専門家 Dr. Christina PhillipsとMs. Jessica Gayによるオンライン教育セミナーを予定している。医学書院のオンラインプラットフォームNEOにてオンデマンド配信と看護学雑誌「看護教育」に掲載予定である。２．2022年度は科研費による調査や作成冊子を「コンセプトに基づく学習」として啓蒙書としての書籍化と実装研究の予定をしている。
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| Causes of Carryover |
理由：昨年と同様、COVID-19により米国専門家の来日教育セミナーと直接的学術交流を変更し、日米の二人の専門家によるオンライン開催教育セミナーとオンデマンド配信を2022年７月１６日に予定している。概念ベンチマークを基に作成した冊子（印刷）を調査協力大学75校に実装ガイドとして送付する予定でいる。また、コンセプトに基づく学習の実装のための国内セミナーを開催する予定でいる。
使用計画：①オンライン教育セミナー開催とオンデマンド配信のための経費（専門家２名の講師料、通訳費用、関連諸経費）②概念基盤学習の印刷と書籍化の費用、③調査協力看護大学75校への実装ガイド（縮小版）の印刷と送付費用、④国内教育セミナー開催費用、⑤雑費を必要とする。
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Research Products
(1 results)
