2020 Fiscal Year Research-status Report
新人看護師の実践能力向上を支援する気管吸引用VR教材の開発
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20K10698
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Research Institution | Bunkyo Gakuin University |
Principal Investigator |
渋谷 寛美 文京学院大学, 保健医療技術学部, 准教授 (20533334)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
江藤 千里 東京女子医科大学, 看護学部, 講師 (20638259)
渋谷 賢 杏林大学, 医学部, 講師 (30406996)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | バーチャルリアリティ / 新人看護教育 / 気管吸引 / 教材開発 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は,①新人看護師研修における気管吸引の研修状況の実態を把握し,②視線分析などを用いた新人看護師の気管吸引の特徴を検証し,③それらのエビデンスに基づいた効果的なVR教材を開発することである. 令和2年度は,新人看護師の技術指導に関する現状の問題点やニーズについての文献検討を行った。さらに、共同研究者,研究協力者および実際に病院内で新人教育を担当する看護師とのオンライン会議を実施した。今後は,新人看護師並びに、教育担当者へのインタビュー調査を実施予定であるが、コロナウイルス感染拡大に伴い調査方法の検討が必要となり、現在方法について担当者間で検討をしている。 成果報告に関して、以前開発した気管吸引に関するVR教材(試作版)を用いて実施した研究の一部を日本シミュレーション医療教育学会雑誌に研究報告として掲載した.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
コロナウィルス蔓延のため、本年度予定していた施設でのインタビュー調査が出来なかったため.
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度は,新人看護師および病院内の教育者担当者へのインタビューを実施する予定である.
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Causes of Carryover |
コロナウイルス蔓延により,計上していた学会への旅費,インタビュー調査のための謝金などが不必要となったため.未使用額は,次年度の調査研究で使用する予定である.
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Research Products
(1 results)