2023 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
20K10708
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Research Institution | University of Yamanashi |
Principal Investigator |
大島 智恵 山梨大学, 医学部附属病院, 看護師 (10345720)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
福井 里美 東京都立大学, 人間健康科学研究科, 准教授 (20436885)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 造血細胞移植 / ドナー / 心理 |
Outline of Annual Research Achievements |
造血細胞移植は,白血病などの難治性造血器疾患患者の生存に効果をあげるが,造血細胞提供者であるドナーなくしては行えない治療である。ドナーは患者の血縁者と,骨髄バンクを介した非血縁者に大別される。非血縁ドナーは患者と接触しないよう配慮されているが,血縁ドナーの場合には患者と密な接触があり,提供の意思決定時や患者の身体的な状況に影響した特有の葛藤や苦悩がある。本研究では,血縁ドナーを対象に,血縁ドナーが認識する患者の身体状況と併せて, ドナーの心理的状況を提供意思決定後から移植後6か月まで縦断的に調査することにより,患者の全身状態に応じた血縁ドナーの心理状態を明らかにし,造血細胞移植の血縁ドナーに対する適切な支援方法を提案することである。2023年度は、前年度に引き続き、調査を進めている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
対象者が集まらず、当初の計画より遅れているが、少しずつ対象者の協力が得られ、調査が進んできている。さらに対象者のリクルートを行い、調査を進めていく。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き、対象のリクルートと調査を進めていく。また、インタビュー結果の分析を行っていく。現在、研究分担者とともに分析方法の検討を行い、分析を開始している。
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Causes of Carryover |
進行が遅れており繰り越しが生じたため。 次年度は、分析のための会議や報告書の作成しかかる費用に充てることを計画している。
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