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2021 Fiscal Year Research-status Report

妊娠糖尿病既往女性の受診行動を促進する長期フォローアッププログラムの開発

Research Project

Project/Area Number 20K10751
Research InstitutionTokushima Bunri University

Principal Investigator

佐原 玉恵  徳島文理大学, 保健福祉学部, 教授 (50335824)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 東 敬次郎  徳島文理大学, 保健福祉学部, 教授 (20192958)
谷 洋江  徳島文理大学, 保健福祉学部, 教授 (60253233)
板東 恭子  徳島文理大学, 保健福祉学部, 助教 (50869708) [Withdrawn]
Project Period (FY) 2020-04-01 – 2023-03-31
Keywords妊娠糖尿病 / 妊娠糖尿病既往女性 / 血糖検査 / 体重コンロトール / 受診行動 / 子育て期
Outline of Annual Research Achievements

令和3年度は令和2年度にアンケート調査をしたデータと分析し、学会発表をした。妊娠糖尿病の産後の受診行動を促す看護援助を検討するために、フォローアップの実態と母親の認識を明らかにした。A市の乳幼児健診を2021年2月~4月の間に受診した母親を対象として、郵送法による無記名式質問紙調査を実施した。調査項目は、妊娠糖尿病に関する検査結果とフォロー状況、妊娠糖尿病に関する認識、受診行動を阻害する理由、基本属性とした。対象者648名に配布し245名(回収率37.8%)から回答があり、241名(有効回答率37.2%)を分析対象とした。年齢は10代から40代であり、30代が70.5%であった。妊娠中に血糖検査を受けたと回答したのは81.3%、受けなかったのは2.1%、受けたかどうか覚えていないものが16.6%であった。妊娠糖尿病について聞いたことがあると回答したのは96.7%であったが、「将来の糖尿病のリスク」を知らないのは51.9%、「次子おける妊娠糖尿病のリスク」を知らないのは57.3%であった。育児中の母親が自身のために必要な病院受診ができなかったことがあると回答したのは52.7%であり、「子どもを預かってくれたり受診に付き添ってくれたりする人がいない」が38.2%と最も多い理由であった。妊娠糖尿病と診断されたのは18名(7.5%)であり、産後に血糖が正常化した後の「フォロー受診の予定がない」4名、「今後の予定が分からない」3名であった。
妊娠糖尿病の産後のフォローアップ受診行動を促すには、妊娠糖尿病に関する知識やフォローアップの必要性に関する理解を高めていく必要が示唆された。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

アンケート慮調査の結果を基にインタビュー調査に進む予定であったが、インタビューの対象者のリクルートができていない。理由として新型コロナ感染拡大に伴い、インタビューと調査を依頼した施設より、感染状況により現状では研究協力できないとのことであった。全国的な感染拡大により2施設とも同様の対応であったため、感染拡大が少し落ち着く時期を待って研究を進めることとした。

Strategy for Future Research Activity

令和4年度は、新型コロナ感染が前年度よりやや落ち着いてきている傾向があるので、インタビュー調査を進めていく予定である。施設でのリクルートが難しい場合は縁故法で研究参加者を募る予定である。

Causes of Carryover

研究の進度に支障があったため、学会発表、論文投稿などに遅れが生じたためその経費が使用されなかった。また海外での学会発表もできなかったのでその旅費や参加費の使用がなかった。令和4年度に向けてインタビュー調査の再開と論文投稿、webによる国際学会の発表などに参加費を使用する。国際学会への現地での参加は難しいので旅費については最終的に返還する可能性がある。

  • Research Products

    (1 results)

All 2021

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 妊娠糖尿病の産後のフォローアップの実態と母親の認識2021

    • Author(s)
      佐原玉恵 谷洋江
    • Organizer
      日本看護科学学会

URL: 

Published: 2022-12-28  

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