2024 Fiscal Year Annual Research Report
患者の死に曝され続ける中堅看護師の看取り力深化を目指した態度教育プログラムの開発
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20K10758
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| Research Institution | Saitama Prefectural University |
Principal Investigator |
平野 裕子 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (40369377)
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| Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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| Keywords | 看取り / 態度 / 中堅看護師 |
| Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、少子高齢多死社会の看取りを支える担い手として活躍が期待されている看護師が患者の尊厳ある人生の最期に寄り添い続けるととも家族の予期悲嘆を考慮したグリーフケアにつながる質の高い看取りケアを実践するため、患者の死に曝され続ける中堅看護師の看取り力深化を目指した態度教育プログラムを開発することである。 今年度は文献検討およびがん看護専門看護師11名に死を看取る看護師の態度に関するインタビュー結果を踏まえ、研究協力者とともに「死に逝く患者を看取る上で必要な態度とは?~日ごろの体験をみんなで話し合ってみませんか~」をテーマに患者を看取る経験をしている看護師を対象に死に逝く看取りを行う看護師への支援プログラムを開催した。またプログラムの効果を検討するためブログラム前後でアンケートを実施し、参加者にはThe Nurses' Involvement in Patients' Dying and Death Scale(NIPDYDS)、看取りのケア尺度や死への態度に対する考え方などへの回答を求めた。統計的には大きな差はなかったが、評価されない環境で素を出して、日ごと話し合わない死に対する自己の意見を語ること、言語化することで自己、他者の死生観を知ることができたこと、態度という今まで考えたことのない視点から患者の死を考えたことなどの新鮮さなどの記述が多くあった。今後は、中堅看護師の看取り力深化を目指した態度教育プログラム完成に向け、アンケート調査を再分析予定である。
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