2023 Fiscal Year Research-status Report
外来でがん薬物療法有害事象評価シートを活用した診察前問診の有用性の検討
Project/Area Number |
20K10768
|
Research Institution | Showa University |
Principal Investigator |
本間 織重 昭和大学, 保健医療学部, 講師 (10788508)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
梅田 恵 昭和大学, 保健医療学部, 客員教授 (20522410)
角田 卓也 昭和大学, 医学部, 教授 (30275359)
吉村 清 昭和大学, 大学共同利用機関等の部局等, 教授 (30346564)
|
Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
|
Keywords | がん薬物療法 / 診察前問診 / 副作用ケア / 外来看護 / アセスメント |
Outline of Annual Research Achievements |
2023年度は、延長申請を行った。本研究で得られた成果について、日本癌治療学会や日本がん看護学会での教育セミナーや教育講演にて口演発表を行い、その研究成果を学会員へ公開した。また、研究計画書に計画し、2022年度までに実施が遂行できていなかった、がん薬物療法有害事象評価シート(ARCシート)のオープンリソース化の方法について検討を行った。 具体的には、オープンリソース化するためには、他施設がどのような方法論をとっているかなどの情報収集などを行った。そのため、日本癌治療学会や臨床腫瘍学会、日本がん看護学会での一般講演やシンポジウムなど、自身の研究テーマと関連のある課題のセッションに積極的に参加し、他施設の現状や、ホームページ開設のための具体的な方法について情報を収集した。また、当大学内で関連部門との協議を行うなど、実行可能性についての情報収集に努めた。 それらの情報を踏まえ、当大学や研究所などでのホームページなどでの公開も視野に、関連する企業との情報交換や、ランニングコスト面の検討を行っている。 次年度は実際にARCシートの公開に向けて具体的な活動をしていく方針である。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
ARCシートのオープンリソース化についての具体的な検討について、企業間のコスト面やその後の情報更新時の作業のしやすさなどの比較に時間を要している。
|
Strategy for Future Research Activity |
ARCシートのオープンリソース化に向けた具体的なイメージ化は研究チーム内で共有できているため、具体的にホームページ作成に向けた調整を進めるため、スケジュール管理をしながら進めていく
|
Causes of Carryover |
研究分担者に旅費として配分した費用について、2024年4月上旬の開催のため、基金使用月と、年度収支の集計に差異が生じた。参加申し込みなどについては2023年度に実施しているため、2023年度の費用として計上をした。 さらなる余剰金については、ホームページの開設やその設計費用に充当していく。
|