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2020 Fiscal Year Research-status Report

チューブやカテーテル類による圧迫創傷予防のためのモデル作成と予防ケアの構築

Research Project

Project/Area Number 20K10771
Research InstitutionKanazawa Medical University

Principal Investigator

木下 幸子  金沢医科大学, 看護学部, 准教授 (50709368)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 須釜 淳子  金沢大学, 新学術創成研究機構, 教授 (00203307)
松井 優子  公立小松大学, 保健医療学部, 教授 (00613712)
浅野 きみ  金沢医科大学, 看護学部, 講師 (10735351)
紺家 千津子  石川県立看護大学, 看護学部, 教授 (20303282)
北村 佳子  金沢医科大学, 看護学部, 講師 (20454233)
Project Period (FY) 2020-04-01 – 2023-03-31
Keywords医療関連機器圧迫創傷 / カテーテル / チューブ / 予防ケア
Outline of Annual Research Achievements

医療関連機器圧迫創傷(Medical device related pressure ulcer:MDRPU)は、本来治療のための医療機器や療養のための用具により生じた創傷であり、発生報告が散見されており、確実な予防対策と適切な管理が重要である。MDRPU予防のためのベストプラクテイスが作成されているが、エキスパートオピニオンに寄っており、さらなるエビデンスが求められている。
本研究ではこれまでの研究のDVT予防用弾性ストッキングによる圧迫創傷の形態の特徴と発生状況から得た知見を参考に、汎用されている経鼻胃管チュ ーブや膀胱留置カテーテルによるMDRPUの詳細な特徴を明らかにすることと、機器要因、ケア要因の調査から、予防モデルを作成し機器や個々に適した予防ケアを構築することを目的とする。
2020年度は、チューブ類によるMDRPU の特徴を明らかにするために、チューブ類によるMDRPUの 症例写真80 名(4 施設)、固定状態症例写真80 名(4 施設)のデータ収集を予定していたが、Covid-19感染拡大の影響で、施設との調整がすすめられていない。調査のプロトコールが作成できたところであり、調査はこれから始める予定である。
症例写真が十分得られない可能性を考慮し、調査施設を中部・北陸地区の皮膚・排泄ケアが勤務する10施設に広げる予定である。チューブ類、カテーテル類の特徴は、調査対象施設で汎用している製品を選定し分析に取りかかってるところである。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

2020年度は、チューブ類の固定の状態の調査依頼のプロトコールが作成できたところである。本年のCovid-19感染拡大の影響で、施設との調整が滞り、MDRPU 症例写真80 名(4 施設)の調査の開始はこれから取り組むところである。チューブ、カテーテルの特徴の分析は取りかかっているところである。

Strategy for Future Research Activity

2021年度は、2020年度のチューブ類、カテーテルの特徴の分析を行い、MDRPU予防モデルの作成を行う。また、3Dスキャナで固定状態の形状を分析しモデル作成の資料とし、MDRPU 予防のための教育ツールを作成する。また、MDRPU 症例写真80 名(4 施設)の調査の開始し、今年度中に回収、分析に入る。
2022年度は、MDRPU 予防のための教育ツールの評価及び効果を検証する。4 施設に施設のリンクナースに教育ツールを用いた研修を行い、前年度と同様の4 施設の急性期病院の褥瘡発生率、MDRPU 発生率、固定状況の調査により看護師のスキルに関する調査を行う。それにより、教育ツールの効果検証を行う。

Causes of Carryover

コロナ禍により参加を予定していた学会がWEB開催となったため、その旅費を支出しなかった。2021年度は、調査施設への依頼や調査に関わる物品、カテーテルやチューブ等の調査に係る物品や器具の購入、学会参加費、英文校正料に使用する。

URL: 

Published: 2021-12-27  

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