2020 Fiscal Year Research-status Report

唾液バイオマーカーは術後せん妄の新たな予測因子となりうるか

Research Project

Project/Area Number	20K10782
Research Institution	Shinshu University
Principal Investigator	福家愛 (志村愛) 信州大学, 学術研究院医学系(医学部附属病院), 助教 (10447740)
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha)	和田有子信州大学, 学術研究院医学系, 講師 (30419410) 瀬戸達一郎信州大学, 学術研究院医学系, 教授 (70362118) 中村敏範信州大学, 学術研究院医学系(医学部附属病院), 助教 (80755091) 篠山大明信州大学, 学術研究院医学系, 准教授 (90447764)
Project Period (FY)	2020-04-01 – 2023-03-31
Keywords	術後せん妄 / 唾液中バイオマーカー / ストレス / 心臓血管外科手術
Outline of Annual Research Achievements	術後せん妄を患者の生命予後悪化をもたらす。特に心臓大血管手術では、疾患や手術手技の特性から、他手術に比べ術後せん妄の頻度が高い。高齢社会で患者が増加し、医療費増大という社会問題にも影響する術後せん妄の予防、対策は急務である。本研究の目的は、心臓血管疾患とストレスの関係に着目し、簡便に測定できる唾液中バイオマーカーで心臓血管手術術前のストレスの評価を行い、術後せん妄との関連を解明することである。本研究を行うにあたり、信州大学倫理委員会に書類を提出するため、書類作成中であったが、研究代表者の妊娠・出産のため、現在中断中である。育休復帰後、倫理委員会に書類を提出し、認可され次第、データ収集などの研究を再開する予定である。
Current Status of Research Progress	Current Status of Research Progress 4: Progress in research has been delayed. Reason 研究代表者の妊娠、出産により、研究が中断しているため
Strategy for Future Research Activity	研究代表者の育休が終了次第研究を再開し、倫理委員会への提出、データ収集などを行う予定である。
Causes of Carryover	（理由）今年度は研究代表者の産育休により研究が中断し、予定していた項目を実施できなかったため。（使用計画）次年度内に育休は終了し研究再開が可能であることから、今年度に実施予定であった項目を次年度に振り替えて実施するとともに、次年度実施予定分についても進めていくため、次年度請求額と合わせた使用を予定している。