2020 Fiscal Year Research-status Report
アクションリサーチを用いた在宅医療を受ける子どもの自立に向けた支援の実践
Project/Area Number |
20K10829
|
Research Institution | Shiga University of Medical Science |
Principal Investigator |
白坂 真紀 滋賀医科大学, 医学部, 助教 (40378443)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
底田 辰之 滋賀医科大学, 医学部, 助教 (10464182)
桑田 弘美 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (70324316)
|
Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
|
Keywords | 在宅医療 / 医療的ケア児 / 成人期移行支援 / アクションリサーチ |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、アクションリサーチの研究手法を用いて、在宅医療(医療的ケア)を受ける子どもの成人期への移行を支援する実践を評価することである。その成果により、今後も増加することが予測されている在宅医療(医療的ケア)を受けながら発育する子どもたちの生育環境の充実が期待される。 今年度予定していた計画は、対象者のリクルートや関係者との打ち合わせ等であった。しかし、2020年度の社会情勢により延期している。とくに、アクションリサーチという研究手法は、現場において調査対象者と複数の関係者(参加者)が共に実施することを前提としている。そのため、新型コロナウィルス感染症の影響がしばらく続くことを考慮し、研究の実施方法を検討している段階である。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2020年度の新型コロナウイルス感染症の影響により、当初予定していた研究手法を用いることが困難となり、研究の実施方法を再検討しているため。また、研究課題に取り組むエフォートに変更が生じたため。
|
Strategy for Future Research Activity |
新型コロナウィルス感染症下で実施可能な研究方法を共同研究者や関係者と相談し、研究倫理審査委員会の許可を得て研究を進められるように取り組む。
|
Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、研究方法の再検討や関係者間の打ち合わせが変更されるなど、当初予定していた計画が延期されたため。
|