2021 Fiscal Year Research-status Report
足の変形による下肢筋への影響とその回復に関する形態機能学的解析
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20K10833
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Research Institution | Saga University |
Principal Investigator |
河野 史 佐賀大学, 医学部, 教授 (10152985)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 智恵子 佐賀大学, 医学部, 教授 (20569636)
新名 美佳 兵庫医療大学, 看護学部, 助教 (10828297)
楢原 美鈴 産業医科大学, 産業保健学部, 助教 (30727615)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | タイトな靴 / ラット / 後肢筋 / 発育 |
Outline of Annual Research Achievements |
ヒトの幼少期および初期成人期に不適切なサイズの靴を着用することが歩行や姿勢の異常を来すことを想定し,この年齢に相当するラットに窮屈な靴に相当する履物を装着し,①影響を受ける後肢筋,②影響を受ける時期・期間,③影響を受ける筋線維(筋細胞)の種類について細胞レベルで検討する研究である.また,そのような悪環境が取り除かれることによる発育不全となった下肢筋の回復の可能性や運動制限を受けた時期・期間との関連性についても解明する.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
本務に対するCOVID19の影響が予想以上に大きかったため.
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Strategy for Future Research Activity |
本年度は離乳直後(生後21日齢)の幼少期ラット12頭,および初期成人期(生後49日齢)のラット10頭に”窮屈な靴”を1週間装着したのち除去し,1週間回復させた動物モデルを作成した.次年度は顕微鏡標本の作成,観察に取り組む.
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Causes of Carryover |
研究の進行が遅れたため,物品費,人件費・謝金の使用がなく,または少なく,また学会もリモート開催となったため,研究打合せなどのための旅費も支出がない状況となった.
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